「泣き虫しょったんの奇跡」メイン画像
©2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会 ©瀬川晶司/講談社

 

アマチュアからプロ編入という“奇跡”を起こしたプロ棋士・瀬川晶司五段の実話を映画化した『泣き虫しょったんの奇跡』(公開中)をはじめ9月は「子どもと一緒に観たくなる」注目作が続々と公開となります。連休が続き、いつもより映画を観る時間が取れるこの時期にママ必見の最新ラインナップをご紹介します!

 

『泣き虫しょったんの奇跡』

 

サラリーマンからプロ棋士に!将棋界で“本当に起きた”感動のサクセスストーリーの映画化です。

 

中学生でプロ棋士になり、デビューから1年余りで七段まで昇段した藤井聡太七段の活躍により、“将棋ブーム”が巻き起こっています。その大ブームは子育てにまで広がり、子どもたちを将棋教室に通わせるママたちが急増しているのは皆さんもご存知かと思います。

 

本作で描かれているのは、幼い頃から将棋一筋の主人公“しょったん”が、プロ棋士養成機関「奨励会」の決まりである年齢制限によって、一度は夢敗れながらも、周囲の人たちに支えられ、史上初めて奨励会退会からプロ編入! という偉業を成し遂げるまでの物語です。

 

本作の主人公であり原作者の瀬川晶司五段自ら、「特に小・中学生の方に観て欲しい」と語っています。何も取り柄がなかった子供時代に、将棋に出会えたことで成長することができた。何かに熱中することは人生を豊かにする。そういうことを本作を通して気付いてもらえたら」という言葉通り、本作には夢を持つこと、諦めないこと、何かに夢中になることなどさまざまなテーマが込められています。

 

将棋を知らなくても楽しむことができ将棋を知っていればもっと楽しめる作品です。文部科学省の特別選定作品にも認定されている本作。ぜひ、お子様と一緒にチェックしてみてください。