どんなに泣いても笑顔でバイバイ、引きずらない!(葉子さん/33歳/派遣)
4歳の娘は長期の休暇のあとに、必ず登園拒否が始まります。毎朝泣きわめき、着替えもしてくれないので、パジャマのまま保育園に連れて行ったことも…私の気持ちもどんどん重くなり、憂鬱な朝を過ごしていました。
そんなとき保育士の先生から「お母さんの不安は子どもに伝わるので、ツラいですがどんなに泣いていても笑顔で見送ってください。あと数年もすれば親より友だちといるほうが楽しくなります。いまのこのかわいい時期を楽しんで、べったりスキンシップをしてあげてくださいね」とアドバイスをもらいました。 それを聞いて気持ちを切り替えられ「引きずらないようにしよう、いまを大切にしょう!」と思うように。 それからは毎朝「今日は〇〇号で行くよ」と言って自転車に乗せて、流れる景色を車掌のごとく説明しながら走ったり、いつもと違う道をスピードの変化をつけて走ったり、と朝の登園の時間を楽しくする工夫をしながら送るようにしました。 お迎えのときには必ず「がんばったね、ありがとう」と思いきりほめて、好きなおやつを買いに行くことも。そんな私の努力を先生も応援してくれ、園でも娘を応援してくれていました。 いちばん大切なことは、子どもの様子を先生に伝えて密に連携を取りながら、一緒にフォローしてもらうことだと思います。登園拒否を恐れず、これからも「いまを大事に」していきたいです。