一見仲よくしているように見えて、陰では何を言っているかわからない〝ママ友たちの世界〟。ドラマだけの話ではなく、現実によくある話です。子ども同士が楽しく遊んでいるから、ママは苦手だけどつき合っておく…そんな〝子どものため〟に我慢するママ友づき合いの世界をのぞいてみましょう。
仕切り屋ボスママの〝グループ員〟に(多佳子さん/31歳/事務職)
自分のグループじゃないママには、すぐにマウンティングしてくるボスママ。彼女のグループの影響力は保育園でも絶大で、保護者会の決め事も勝手に仕切って決めてしまうということが多々。
「理不尽だな」「おかしいな」と思っても、それを直接言える人はひとりもいないので、いつもやりたい放題です。私はもともと群れるのが好きではないので、関わらないようにおとなしくしていたのですが。 ある日、園で子どもたちの製作物の展示があった時のこと。お迎えの時間がかち合ってしまい、展示を見ながらボスママと話をすることに。上手に合わせたおかげか(?)、なんとなく話が盛り上ってしまい、気がつけばグループに入れられてしまいました。 が、どうしても、やっぱり苦手…! でもグループを抜けたりしたら、子どもも巻き込んで大変なことになるのは目に見えています。しかも最近、同じ小学校に上がることがわかり…相当ツラいです。仕切りたがりのやりたがりで承認欲求の塊のような彼女、上手く転がしてつき合っていくしかないと思ってはいます。