「家事の分担が不公平だ!」そう感じる働くママたちは少なくありません。半分ずつなんて理想はほど遠く、家事をすべて担当するというママも少なくないようです。夫へのイライラが募る働くママたちが「離婚したほうがまし」とまで思い詰めた、家事分担の実態について聞きました。

我ながら「本当によく倒れないな」と(りえさん/36/医療事務)

旦那が帰ってくるのは、毎晩22時を過ぎてからです。そして帰ってくるなり「あ~疲れた!」とぼやき、晩ご飯を食べて、お風呂に入って寝るだけ。とても「家事をして」と言い出せる雰囲気ではありません。せめてゴミ出しだけでも、風呂掃除だけでもと思うのですが、それさえもしてくれず、すべての家事を私がしています。 私はというと仕事が終わると、保育園まで猛ダッシュして、子どものお迎え。家に着くなり朝食の食器を洗い、洗濯物を取り込んでたたみ、晩ご飯の支度をして食べたら片づけて、掃除して、子どもの世話をして…と文字通り目の回る忙しさです。我ながら、「本当によく倒れないな」と思うほどです。

shutterstock_1079108363

旦那の方が稼いでいるとはいえ、この不公平感に爆発することもしばしばです。私が泣き叫んで訴えると、旦那は自分が食べた分の食器洗いだけはしてくれますが、それも長くは続かず、せいぜい23日のこと。おまけに都合が悪くなると、すぐに自分の部屋にこもって出てこようとしません。 なので晩ご飯のときに、「私は飯炊き係じゃないよね? 飯炊き係だったら、1000円ちょうだい!」と詰め寄ってみました。さすがにこの剣幕には驚いたのか、それ以降は少しずつ、ゴミ出しなどは手伝ってくれていますが…。