10月からのたばこ税増税にともない、各たばこメーカーがたばこの価格アップを発表。これを機に禁煙を考える人も多いかもしれません。実は、過去に大きな話題になった「2歳の愛煙家」もきっぱり禁煙していたようです。

 

超ヘビースモーカー児童の禁煙法


「次に値上がりしたらたばこを止める」というフレーズは、喫煙者たちの常套句。中には宣言通りキッパリ止められる人もいますが、大多数は“たばこの魔力”を振り払えず吸い続けてしまいます。

 

今年8月に放送された『とくダネ!』(フジテレビ系)は、喫煙大国・インドネシアに暮らす子どもたちをクローズアップ。インドネシアでは、子ども時代からたばこを吸うケースがあちこちで見られます。2010年には、2歳でたばこを愛好するアルディ・リザルくんの動画が話題になったことも。ふてぶてしい表情でたばこをくわえ、慣れた様子で煙を吐き出す姿はとても2歳児とは思えませんでした。

 

1日40本のたばこを吸っていた超ヘビースモーカーのアルディくんですが、11歳を迎えた現在では喫煙から足を洗ったようす。「たばこは体にも良くないし、病気になるのでやめた方が良い」と、喫煙する子どもたちに呼びかけています。

 

禁煙を成功させるため、幼かったアルディくんは喫煙者が多い環境から離れた生活をスタート。主治医の先生と生活しているうちに絆が芽生え、「先生のためにもたばこを止めよう」という意識が生まれたそうです。アルディくんの禁煙成功談を受けて、視聴者からは「人との信頼関係がたばこをやめさせたのか…!」「『自分のために』じゃなくて『人のために』たばこを止めたのが素晴らしいね」といった反響の声が上がっていました。