「小姑一人は鬼千匹に向かう」ということわざをご存知ですか? 「嫁にとって夫の兄弟姉妹は、鬼1,000匹に匹敵するほど恐ろしい」と言う意味で…今も昔も、その手ごわさは変わらないようです。そんなことわざを地でいく〝嫁vs.夫シスターズ〟の闘い、ご紹介します。

shutterstock_662296546

私は小姑の便利屋じゃない!(侑香さん/46/事務職)

毎週末のように子どもを連れて、私たちの夫婦が同居する実家に帰ってくる小姑。「私の実家なんだから、勝手にしていいでしょ?」と言わんばかりに好き放題する姿に、いつもあ然としてしまいます。 たしかに彼女の実家でありますが、いまは嫁いで出て行った身…なのに「ただいま〜」と何事もなかったかのような顔で「帰ってくる」んですよ。「他家へ嫁いだ女性は『ただいま』ではなく『おじゃまします』」という、昔ながらの風習を教えられて育った私には違和感しかありません。 「侑香さん、今日は友達とディナーに行って来るから、この子の晩ご飯よろしくね」
「侑香さん、今日のご飯はお肉を使わないでね。最近健康的なダイエットにハマってるの」など言いたい放題。 百歩譲って手伝わないことには目をつむったとしても、「ありがとう」の一言もないのは、人としてどうなの? 小姑については、と思うことが多すぎます。