子どもが突然「学校に行きたくない」と言い出したら…とても心配で、あわててしまいますよね。「学校で何かあったんじゃないか」「このまま不登校になってしまうんじゃないか」など、いろんな心配が心をよぎります。そんなときママはどんな行動をとったのか、3人のワーママに聞きました。
無理に聞き出そうとすると心を閉ざす(あかりさん/38歳/販売員)
仕事から帰ってくると、小5の娘がいつもと違って元気がない様子。「どこか悪いの?」と聞くと、「もう、学校へ行きたくない!」と泣きだしてしまい…。
「学校でなにかあったの?」と、いろいろと話を聞きだそうとしましたが、娘は泣いてばかりで話してくれません。こんなことは初めてで、私もオロオロするばかり。強く問い詰めれば問い詰めるほど、娘は逆に心を閉ざしていくようでした。 どうしたら話してもらえるかと考えて、思いついたのが「一緒にお風呂に入る」こと。お風呂ならリラックスできて、気分も変わるかもと思ったのです。 久しぶりに娘と一緒にお風呂に入りながら雑談をしていると、娘がぽつぽつと学校で孤立をしているという話を始めました。友だちとけんかをしてしまい、まわりもみんな友だちの味方をしているよう。 私は娘の話を「うんうん」「そうなんだ」とうなずきながら真剣に聞きました。話していくうちに気持ちが整理できたのか、娘は自分で「私が悪かったから明日友だちにあやまる」という結論を導きだしました。 この日以来、一日の中で短時間でもいいから、娘とゆっくりと向き合う時間を持つよう心がけています。