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(C)2018「泣き虫しょったんの奇跡」製作委員会 (C)瀬川晶司/講談社

 

藤井聡太七段(2018年9月現在)の大活躍により、将棋界がアツく盛り上がる中、『聖の青春』(主演:松山ケンイチ)、『三月のライオン』(主演:神木隆之介)に続く注目の将棋映画が誕生しました。映画『泣き虫しょったんの奇跡』では、プロ棋士になることを諦めた主人公が、再びプロを目指す奇跡の物語が描かれています。

 

『泣き虫しょったんの奇跡』

 

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(C)2018「泣き虫しょったんの奇跡」製作委員会 (C)瀬川晶司/講談社

原作は瀬川晶司五段の自伝的小説

 

プロ棋士になることは、とんでもなく大変なことなんだ!と改めて考えさせられる作品です。

 

藤井聡太七段のスピード出世や連勝記録はとても稀なことなのです。プロ棋士になるためには、新進棋士奨励会というプロ棋士養成機関に入ることが求められています。この奨励会に入るためには、四段以上のプロの推薦、さらに年に1度の試験に合格することが条件になっています。

 

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(C)2018「泣き虫しょったんの奇跡」製作委員会 (C)瀬川晶司/講談社

 

奨励会には170人ほどの会員がいるのですが、年齢制限もあります。21歳までに初段、26歳までに四段になれなかったら退会しなければならないのです。

 

この映画の主人公しょったんのモデルは、現在プロ棋士として活躍する瀬川晶司五段です。26歳で四段になれずに奨励会を退会、一度はプロ棋士になることを諦めたしょったんは、35歳で再びプロに挑戦することになります。プロ編入試験に合格し、将棋界に奇跡をもたらした実話が元になった物語です。