学校を休ませると、子どもにデメリットはある?


ふだんパパママの仕事が忙しく、ゆっくり過ごすことができない家族にとって、たまの家族旅行はかけがえのない思い出になりますし、貴重な体験の宝庫でもあります。 ただ、子ども自身にとって何かデメリットはないのでしょうか?いくつか考えてみました。

 

友だちに「ずるい」と言われる、冷やかされる

親も子どももオープンに「旅行で○○に行く」と話した場合、クラスの子に「ずるーい」とうらやましがられたり、帰ってきてから冷やかされたり…という経験を持つ子もいます。 特に、家で「△△くん、学校休んでテーマパークに行くんだって」と話した時に、親が「うそ!信じられないわ」と否定的な反応をしたり、「僕も学校休んで旅行に行きたい」と言われた時に、「そんなことで学校を休むなんて悪いことなんだよ」と答えたりすると、子どもも批判的になってしまう傾向が。

 

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嘘をつくことへの心理的抵抗

では、批判を避けるために、「病気で」「法事で」等と別の理由をつけて休むことにしたらどうでしょうか? これについては、親が「子どもに嘘をつかせるようで気が咎める」という場合や、子どもが嘘をつくのを嫌がる場合、親子ともに抵抗がある場合…いずれのパターンも考えられます。 その結果、「だから平日の旅行はやめよう」となるか、または「だから正直に旅行で休むって言おう」となるか、どちらの行動につながるかは家庭の考え方によるようです。