慰謝料ナシ、子どもとの面会ナシの淡々離婚 (陽菜さん/27歳/工場勤務)
若いときに授かり婚をした私たち夫婦。子どもが産まれてからは、ずっとセックスレスでした。当時は専業主婦をしていて、旦那は倉庫で働いていました。力仕事だから、疲れているから、という理由で家事や育児は手伝わず、ゴロゴロ・ダラダラしてばかり。 私は初めての育児や慣れない家事に戸惑いながらも、なるべく理想的なお嫁さんでいようとがんばっていたんです。それでも積み重なる疲労やストレス、そして子どもに対する母性から夜の営みは拒絶するようになりました。
それから約1年後、旦那の浮気が発覚。その時にはもう、相手との間に子どもを授かっていました。離婚してほしいと頭を下げる旦那を見ていると、悲しいとか心配になるよりよりも「しょうがないのかな…」と諦めの気持ちが先に立ちました。 新しい生活を充実させたいとの理由から慰謝料を払うつもりもなく、養育費は義務教育の間だけ。子どもとの面会をしないことを条件にしても、彼はすんなり了承しました。 淡々と離婚の手続きをしたあとは、子どもと2人の生活が始まりました。忙しさや疲労は今まで以上ですが、心労やストレスはかなり軽減しています。幸せだと心から思える時間も多く、後悔はありません。