とある調査によると、「夫の浮気を許せる妻・許せない妻」の割合は、ほぼ半々なのだとか。一度は好きで結婚した夫に対する気持ちの変化、その差は一体どこからきているのでしょうか? 許す派、許さない派、それぞれの意見と理由を聞いてみましょう。

【許さない派】愛情が殺したいほどの憎しみに(絵理さん/27/会社員)

私の両親に大反対され、勘当状態で結婚して4年。とにかく退路を断っての結婚でしたから、夫が私を裏切るわけがないと固く信じていたんです。「子どもが欲しいね」っていつも話していた平凡だけど穏やかな日々…それがこんなことになるなんて、いまでも信じられません。 夫の浮気が発覚したのは、先月のこと。あれだけつらい思いをして結婚したのに、1年も経たないうちに浮気がスタートしたらしく…その後、何年間も裏切られていたということがわかりました。 自分でもよく耐えたと思います。私の愛情が深い分、裏切られた悲しみ・憎しみが大きくて、隣で寝ている夫を本気で殺そうと思う瞬間もありましたから。

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いまですか? ここまで裏切られた彼と添いとげる自信はないですし、恨みしかありません。探偵に依頼して、裁判が有利になるよう証拠集めをしているところです。 動かぬ証拠が出てくるごとに、「なぜ、こんな男と縁があったんだろう…」と、まるでメッキがはがれるように、愛情がなくなっていくのを感じています。二人には必ず、私と同じ痛みを味わわせてやります。