夫が家事や育児のサポートに費やす時間


実際に世間の夫はどれくらい“父親らしい”振る舞いをしているのでしょうか? 内閣府が発表した「平成30年版 少子化社会対策白書」によると、6歳未満の子どもを持つ夫の家事・育児関連時間は1日あたり1.23時間。国際的に比較すると先進国中最下位という結果になっていて、1位のスウェーデン(3.31時間)と約2時間もの差がついていました。

 

それに対して妻の家事・育児関連時間は1日につき7.34時間で、夫のおよそ6倍。先進国の中でもトップとなる数値で、日本では家事や育児を妻が負担する割合が多くなっていることがわかります。

 

夫婦生活はお互いに支えあってこそ成り立つもの。思いやりを持って一緒に子育てを楽しめるといいですね。

取材・文/牧野聡子