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妊娠から出産までは波乱の日々が続きますが、あとになって振り返ると「なんであんなことを…」と思ってしまう愉快な行動をしていた人も多いよう。今回は、今だから笑える出産のおもしろエピソードの数々を見ていきましょう。

出産時のおもしろエピソード


先日ネット上で、出産を間近に控えた妊婦さんが「みなさんの出産エピソードを教えてください」と投稿。さまざまな実体験が上がる中、「だれか私を殺して~! って叫んでた」「大音量のオナラと共に出産」「勢いで助産師さんの顔をキック。ごめんなさい…」と、思わずクスリとさせられるエピソードが続出しました。

 

つい最近出産したという女性は、旦那が無類のサッカー好きだったそう。立ち合いの際には、女性の近くでサッカーの応援歌を熱唱し始めました。集中するために女性が旦那さんを追い出そうとすると、旦那さんは「レッドカードかよ!」と言い残して退室。女性は「看護師さんとかも笑っちゃってた」と振り返っています。

 

「出産のときは人格が変わる」という経験談も多く、「普段は人見知りなのに延々と夫を怒鳴り続けた」「叫び方が野性的でさながら1人ライオンキング」「義父の車で病院に着くまで叫んでいたらしく… 全然記憶になくて申し訳ない(笑)」といった声も。自分と我が子のことに必死になるあまり、人目をはばからない行動に出てしまうのでしょう。

 

分娩室では何が起こるかわからないため、「これから出産の人、立ち会いには気をつけて!」というアドバイスも。投稿者の出産には旦那さんの母も立ち会ったそうですが、その時のエピソードを面白おかしく言いふらされてうんざりしているとのこと。立ち会いを望まない時は、家族や病院側にしっかり伝えておく必要があります。

心温まる旦那さんの行動


心身ともに大変な思いをする出産ですが、中には旦那さんにまつわる心温まるエピソードも。「安産のお守りと一緒に私の手を握ってくれた」「30時間寝ずに付き添い」「一緒になって必死に息を吐いてくれたのがなんだか可愛かった」と、さまざまな形で妻の支えとなっていました。

 

ある投稿者の旦那さんは、出産の立ち合いを望まず廊下で待機することに。始めは上の子と喋っている様子が分娩室にも聞こえていたのですが、いざ出産を終えた瞬間、なぜか廊下は静かで誰もいない様子。旦那さんは上の子がトイレに行きたがったため、分娩室を離れて連れて行ったそうです。

 

一見些細な出来事ですが、投稿者は「“私のために”何かしてくれたわけじゃないけど、私はこの状況に、とても満足しました」と感謝を述べています。

 

出産には周囲の人の支えが不可欠。サポートしてくれた人にはきちんとお礼の気持ちを伝えておきたいですね。

 

文/河井奈津