学校行事はいい思い出? 嫌な思い出?
「成功体験が一番人の目を曇らせる」と語る林先生には、子どもを持つ親から同意の声が続出。ネット上では「確かにみんなが同じ経験で成長するわけじゃないよね」「盛り上がりを強要されるのは自分も好きじゃなかった」「その子が頑張りたいことで成功体験を得て欲しい」と言った声が上がっています。
学校行事の思い出については、「体育祭で失敗して笑われるよりその時間で勉強したかった」「みんな楽しそうに準備してるフリして裏では面倒ごとのなすり合い。団結力が高まったとは思えない」「クラス全員強制参加の大縄飛びなんてまさしく感動の押しつけ」とネガティブな意見も多数。感動や無理な努力を強いられると嫌な思い出になってしまうようです。
しかし一方で、「面倒だと思って部活もやってなかったけど、今になってちょっと後悔してる」「実際体験してみないと苦手かどうかも分からない。イベント自体はなくさないで欲しい」「自分が嫌だからって楽しんでいる人の邪魔をするのも良くないよね」といった声も。感動と同じように、マイナスな感情も押しつけにならないか気をつけなくてはいけませんね。
子どもの成長のために何が必要なのか、完璧な正解を出すのは難しいもの。どんなことでもまずは経験させて、どう感じたのかという気持ちの部分を尊重することが大切なのかもしれません。