熱中症予防の指標となる“暑さ指数”
熱中症は「気温が高いと起こりやすい」と思われがちですが、気温以外にも警戒すべき要素が存在します。環境省の「熱中症予防情報サイト」では、地域ごとの「湿度」「日差しなど周辺の熱環境」「気温」から算出される“暑さ指数”こそが熱中症予防のカギを握っていると強調していました。
暑さ指数が28度を超えると熱中症の発生リスクがグンと高まるため、環境省では暑さ指数28~31度の環境を「厳重警戒」の状態と設定。「外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意するべき数値」と定めています。
「熱中症予防情報サイト」がリアルタイムで更新している全国の暑さ指数を見ると、日差しが落ち着く18時になっても28度をオーバーするエリアが多く見られました。自分の住んでいる地域は危なくないか小まめにチェックしておきましょう。