不当な理由から苦情の声を上げるのがいわゆる“モンスタークレーマー”。全国各地で目撃談が寄せられており、なかには耳を疑うような要求が飛び出す場合も珍しくありません。近ごろでは「子どもが痛がるから点字ブロックを撤去してほしい」というクレームが話題になりました。
クレームの背景を考えることも大切?
Twitterで多くの注目を集めたのが、「『子供が通学中足が痛いと言って学校に行きたがらないので(点字ブロックを)撤去してほしい』と役所に電話した人がいたらしい」というツイート。予想外のクレームに目を奪われた人からは、「点字ブロックが何のためにあるか知らなさそう…」「迂回するなり踏み越えるなりすれば解決する話でしょ」「クレーム入れた人の子どもは靴を履いてなかったのかな?」など反響の声が相次いでいます。
しかしいっぽうで、クレームの背景を推理する人もチラホラ。「これ本当はイジメとか言いづらい理由があって学校に行きたくないっていう、子どもからのSOSじゃないかな?」「変な理由で子どもが学校に行きたがらないときは、イジメの可能性を疑った方が良いよ」「流石に点字ブロックが理由で学校に行けないっていうのは大げさだし、ほかに理由があるはず」といった意見も見られました。
ひょっとしたらモンスタークレームと呼ばれる苦情の中にも、何らかの事情を秘めたケースがあるかもしれませんね。