立場の違いでお互いを客観視できる (巴さん / 26歳 / 営業職)
早くに子供を産んだ私に保育園でできたのは、年の近い若いママ友。彼女も私も「若ママ」ゆえに、周りから見下されていたような気がします。彼女は私の2つ年下、園の行事で出会って「私の他にも若いママがいる!」と喜んだのを覚えています。 いまやお互い、子どもは小学1年生。保育園時代はふたりとも兼業主婦でしたが、彼女は仕事を辞め、いまは私だけが兼業主婦をしています。 バッシングを受けることが多かったからか、暗黙のルールで悪口は言わないようになりました。お互いのこともそうですし、周りの友達やママの話でもそう。ふたりだけの話のつもりでも、どこで誰が聞いてるかわかりませんからね。
また、私たちのルールは「嘘をつかないこと」です。二人とも「自虐をフォローしたりされたり」という関係は好きじゃなく、割と率直になんでも話すのですが、「専業主婦には専業主婦の、兼業主婦には兼業主婦の悩み」があって、お互いどうやって乗り越えていこうかと一緒に頭を悩ませたりしています(笑)。 違う立ち位置からお互いを見られるので、〝いいパートナー〟のような関係でい続けられているんだろうな、と。これでお互い同じ立場だったとしたら、グチ大会だけで終わってたかもと思うと、立場の違う友だちを心強く思う今日この頃です。