私たちにとって手間のかかる家事のひとつが、食材の買い出し。仕事と育児に忙しい中、献立を考えて買うものを検討、さらに持ち帰るとなると、なかなかの労働ですよね…。ほかのママたちはどうやってこなしているのでしょうか?CHANTO読者モニターにアンケートし、その実態を調査しました。

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働くママへ“食材の購入”に関するアンケート


[アンケート1 食材を購入するタイミングについて]

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©︎CHANTO調べ

買い出しのタイミングを決めているママが多数

まず、食材を購入する曜日は時間は決まっているか聞いたところ、

タイミングが決まっていると答えたママは全体の約7割に。ある程度、買い物のサイクルを決めて、家事をルーティーンにすることで効率的に家事をこなしているようです。
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©︎CHANTO調べ


休日や帰宅途中などを利用し効率的に

続いて購入するタイミングはという質問に対して、「休日にまとめて」という回答が半数。購入頻度を減らすためにも、できる限り平日の仕事帰りに買い物をするのは避けるためにも、休日にまとめる人が多いようです。次いで「帰宅途中」というママが26%、ネットスーパーなどの注文を「仕事の休憩時間」に行うと答えた人は7%となりました。 また別の質問によると、購入の頻度については、平均で週2.7回、1回の購入額は平均で5439円という結果に。買い物の頻度と先の回答結果から、

主に休日にまとめて買い出し、追加の購入分を平日の帰宅途中やネットスーパーなどで補っていると考えられます。ママたちは忙しい中でもスキマ時間を上手に使って、買い出しを行なっているんですね

[アンケート2 食材を購入する場所について]

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©︎CHANTO調べ


店舗と宅配サービス両方を使って万全に

「食材を主に購入する場所は?」という質問に対する回答は「スーパーなど実店舗」が70%と多数を占めました。つづいて、生協やOisixなどの「食材宅配サービス」を利用している人が21%、「ネットスーパー」が8%と合わせて約3割近くに。 また、主に実店舗で購入しているという人でもそうしたサービスを合わせて使っているというケースも多くありました。「スーパーが遠いので、お米や調味料など重いものなどは生協を利用します」「宅配サービスで買い物をして、足りない分をそのつど実店舗で購入しています」など、ママたちは宅配サービスを活用して時間と手間を減らしてしているんですね。またそうしたサービスを利用することで、予期せぬ残業や子どもの病気で買い出しに行けない!という場合に備えることもできます。仕事や育児でいっぱいいっぱいのときに予想外の状況は避けたいもの。ママの不安を軽くするのにとっても有効です。まだ使ったことのない人は、いざというとき慌てないためにも使用を検討してみては?


[アンケート3 ふるさと納税でもらう返礼品について]

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食料のベースはふるさと納税で

重たいお米も配送してくれる

地方自治体へ納税をすると、そのお礼としてその土地の名産品や特産物がもらえるふるさと納税。これで毎月の食材をまかなっているという回答も少なくありませんでした。 返礼品で人気なのがお米とお肉。いくらあっても困らないこと、家計の大きな助けにつながるところが人気の理由のようです。


お米に関しては、ストックしやすいように小分けでもらえるところを選んでいるママが多く、「なんといっても米。銘柄ではなく量を重視して選んでいます。毎年、3万円で60kgをゲット!3回に分けて新米を持って来てくれるもの嬉しいです!」という声も。 またお肉については、せっかくだから自分では手が出しにくい銘柄を選んで贅沢気分を味わっている人が多いよう。「一年に4回、大分県国東市のソーセージ詰め合わせをもらってます。4本ずつ真空パックになっていて冷凍できて、いろんな味が入っていて飽きないし、子どもも好きです!」、「おススメは香川県の東かがわ市のオリーブ牛。オリーブ油の絞りかすを食べて育った牛だそうで、柔らかく風味豊かなのに胸焼けしないんです!」と、オススメのお肉をアツく語ってくれるママ続出でした!


その他人気の返礼品は、家族みんなで食べられる果物、地域の特色が楽しめるお酒が多くあがっていました。 忙しい毎日の中でママの頭を悩ます食材の購入。実店舗や宅配サービスなどを両方使うことで手間や食費を減らしたり、万が一の場合に備えることが可能です。少しでもママの負担を少なくして、みんなで楽しい食卓を囲みたいですね。

取材・文/阿部祐子