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社会問題となって久しいセクハラやパワハラですが、社会全体で取り組むようになったのは比較的最近のこと。社内に相談窓口を設ける会社も増えていますが、内部の組織だと何かと心配もつきものですよね。

 

社内の揉めごとは握りつぶされる?


今年6月、とある会社員がネット上で「職場内の相談窓口どこまで信用できますか?」と質問していました。質問によると相談者の会社内にセクハラ対策部門が立ち上がったのですが、「相談内容を絶対に漏らさない」と謳っていても信用できないとのこと。パワハラ、セクハラに該当する案件は山ほどあるそうですが、「上層部に漏らすのでは?」という不信感から相談に踏みきれないそうです。

 

これに回答したユーザーも、相談者と同じく会社が信用できないよう。「社内に窓口ができたからと言って気を許してはなりません」「パワハラ、セクハラを行っている当人に『告げ口した』と思われ、今より更に立場が悪くなることが容易に想像出来る」「『どうしても我慢ならない』という時に、会社を去るくらいの覚悟で相談しないと…」といった心配の声が上がっていました。

 

さらに、社内の窓口を利用したことがあるという具体的な回答も。「私は全部筒抜けになった」「『どうしてほしいのか?』と言われて厄介者扱い。会社の不正以外は興味がないみたい」「上司のパワハラが酷かったので同僚が相談室に報告したけど、なんの処分もなく3カ月後には昇格した」といった体験談が多く、社内の相談窓口に懐疑的な人は多いようです。