旦那の両親から「近くに住んでほしい」「土地があるから、家を建てたら?」などと言われたことのある人も多いのではないでしょうか? 「同居じゃないからいいか」とタカをくくったら大間違い、近すぎる場所に住んだがゆえのいろいろな事件が…。 そこで今回は、義実家が近所にあるママたちに、「自宅間の距離が近いがゆえに」起こったトラブルを聞いてきました。
散歩がてらに日々チェックされ、確認メールも必ず(沙世さん / 36歳 / 事務員)
義実家から徒歩3分の場所に家を建てました。最初は困ったときには助け合えて安心と思っていましたが…そのうち毎日、家の周りをうろうろされ、ひんぱんに確認のメールが来るように。 姑のお散歩コースは、わが家の前を往復するルート。風で洗濯物が飛んでいたら、庭に入って干し直してくれることも。ありがたいといえばありがたいですが「沙世さんは小さなパンツをはいているのね」と、下着の感想をメールで送ってきたこともあって…。
別の日には、「ここのところ、帰りが20時過ぎているじゃない」とメールが入ったこともあるんです。私の帰宅時間を毎日確認しているの…? とゾクッとしました。
休みの日は、車があると必ずピンポン。旦那も「ほっとけよ」と言うので居留守を使うと、「家にいるんじゃないの?」とメールしてきます。 あげくの果てには脚立を持ってきて登り、窓に向かって「いるんでしょ~!」と大声で叫ぶ始末。たいした用もないくせに…本当カンベンしてほしいです。
夕食どきに「突撃! 隣の晩ごはん」はやめて!(友美さん / 39歳 / パティシエ)
主人は調理師、私は洋菓子店で勤務しています。私たちの作る料理を目当てに、突然やってくる義父母に困っています。
夕飯ができる時間を見はからい、しれっとやってきてキッチンをチェック。そして、「お昼が遅かったから、夕飯まだなの」と切り出すのがお決まりのパターンで…これが週に2、3回はあるんです。 さすがに出さない訳にはいかず残り物を出すと、「料理の仕事してるくせに、手抜きし過ぎじゃない?」とまさかのダメ出し。
仕事で一日中調理しているので、自分たちの食事は簡単に済ませたいんですよね。結局、追加で義父母のおかずを作ることもあります。たまに材料くらい持ってきてくれたって、バチは当たらないのに…。 これからは、きっかり「人数分の材料だけを注文する宅配サービス」を使おうかと企んでいるところ。そうすれば、断りやすいですよね。
義父母のお泊まりでまさかの欲求不満に!(亜里沙さん / 29歳 / 人事営業)
義父母が住むマンションから徒歩10分ほどの場所に、家を建てました。やっとの思いで手に入れたマイホームでしたが、まさかこんなことになるとは…。
週末になると、家に義父母を呼んで夕飯を食べることが多かったのですが、ある日義父が酔っぱらったので、仕方なく家に泊めたんです。それからというもの、週末になると、お泊まり目的で義父母が来るようになってしまって…。
普段は仕事で忙しいので週末は夫婦でゆっくり過ごしたいのに、義父母のせいでふたりの時間もつくれません。なんとかお泊まりを阻止したくて、「雨続きで、シーツも洗濯できてないんですよ」と言うと、家からシーツを持参してくる始末。 どれだけ泊まりたいのよ!? って感じ。 おかげで子づくりもままならず…欲求不満はつのるばかり。「そろそろ、子どものことも考えなさいよ」と義母に言われたときは、「あんたたちが来なくなったら、すぐに孫に会わせてあげるわよ!」と喉まで出かかりました。 ホント、なんとかしてほしいです。 なにかあったときに、お互い安心できる距離に住むということは、普段の気遣いや窮屈さもついてくるものなのかもしれません。いくら家族であっても、最低限のマナーは守って欲しいもの。 「ここまではOK」というラインを夫婦で決めておき、あまりにひどい場合は、それとなく旦那さんから伝えてもらうのがいいかもしれませんね。