いつの時代も「嫁VS姑」は永遠のテーマ。姑との相性が合わないと感じたことのある方、多いのではないでしょうか。夫の母親である以上、関係を断ち切るわけにはいきませんが、夫に相談するのは少し勇気が必要ですよね。 そこで今回は、姑に感じた違和感やイラッとした瞬間など、「姑と合わない」と感じた瞬間をママたちに聞いてきました。

お弁当用のカップまで洗ってリサイクル⁈(由真さん / 29 / 化粧品メーカー

 

同居している姑は、普段はケチなくせに自分の欲しいものにはお金の糸目をつけず、その勝手な言い分についていけません。

 

 

たとえば、お弁当に使うアルミ製のカップやラップ。姑は、「もったいない!」と洗って干すんです。 割り箸や焼鳥の串、バランなんかも再利用を強制。エコといえばエコですが、キッチンに色んなものが干されていて、恥ずかしくて人に見せられません。

そのくせ、「目が良くなるドリンク」「骨盤矯正バンド」など、自分が買う健康グッズは数千円~1万円以上するものばかりなんです。 そして一番理解できないのは、健康が大事と言いながらタバコを吸うこと。「イライラしたら不健康だから」って…私のイライラもMAXなんですけど!

 

 

 


まったく悪気なく、周りを不愉快にさせる達人(初美さん / 40 / 保育士

 

結婚当初から、姑は気配りができず、デリカシーに欠ける言動が目についていました。 義実家に遊びに行ったとき、姑が食べたいと言っていたお店のケーキを持って行ったのですが、おやつに出てきたのはスーパーで売っているサラダせんべい。

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「ケーキは食べないんですか?」と聞くと、

 

「晩ご飯の後にいただくわ」と…。

 

 

いや、私たちは夕食前に帰りますけど…一緒には食べないんですね、とポカーンとしてしまいました。

 

 

 

また、子ども服を買ってくれると言うので、一緒にデパートへ行ったときのこと。店員さんに向かって「たかがTシャツなのに高いわね〜」と言って、なにも買ってくれずに帰ったこともあります。とても恥ずかしい思いをする羽目になってしまいました。 この間は私の祖母について尋ねてきたので、「元気だ」と答えたら「お祖母さんが亡くなったら、お葬式に行ってあげたいと思ってるのよ」って…!!

 

 

 

え、それ、いま言うようなことですか?  本当に、マイペースというかなんというか。

 


信仰心に付つきあわされるのは、気が重い(明日香 / 33 / メーカー営業

 

姑は墓参りや仏壇のお手入れなどを、とても丁寧にする人。それは良いことだと思いますが、私にも意味のわからないことを押しつけてくるのが苦手です。

私たちがマンションに引っ越しを決めたときには、「○月○日がいいと言われたから、延期しなさい!」と、強引に入居日を変更させられました。一体、誰に何を聞いたの?って感じですよね…。 そしてマンションの引っ越しが終わると、すべての出入り口と窓に変なお札を勝手に貼られました。「これで悪いものが入ってこないから、安心しなさい!」と。 「いやいや、あんたが入ってこない札を貼ってほしいわ…」と心のなかでつぶやいていましたけどね。

 

 

また、義実家の大掃除のとき。トイレにあった茶色く変色したあじさいを捨てたところ、姑が激怒。聞くと「将来子どもに下の世話にならないためのおまじない」だったとか。 下の世話をさせたくない気持ちは有り難いけど、普通のお世話は私たちがする前提か…と、ちょっと引いてしまいました。この先ことあるごとに、信仰につきあわされるのかと思うと、気が重いです。


 

 

 

ひとつひとつは小さなことでも、イライラが募ると姑との関係が悪化してしまうケースも。姑の言動は受け流すことだって大切です。 言葉を選んだり、旦那さんにも間に入ってもらい、妻としてうまく誘導したり。〝スルースキル〟を身につけてみるのも、ひとつの方法です。「心頭滅却して気にしない」ことから始めてみるというのもいいかもしれませんね。

 

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ライター:恭 明日風