考えたくないことですが…「家族の幸せ空間」であるはずのマイカーの車内に、夫の浮気相手の痕跡を発見してしまった妻たち。 今回は、浮気発覚の証拠になった「痕跡」は何だったのか、そして夫に浮気を白状させるまでの経緯を紹介します。
車の灰皿をのぞいた瞬間…背筋が凍った!(宏美さん / 35歳 / アパレル販売 )
久しぶりに旦那とふたりでドライブをしたときの話です。ずっと「やめて」と言っているのにやめる気配のないタバコを、運転席で鼻歌交じりに吸う旦那。 そしてふと、灰皿に目を向けたとき、私はぞっとしました。
旦那の吸っているものとは、明らかに違う種類のタバコの吸い殻。しかも、そこには赤い口紅がべったり。
「この車、誰か乗った?」と平静を装って聞くと、まったく気付いていない旦那は「いや、誰も乗っていないよ」と。 「じゃあ、この口紅はあなたのなんだね…」。 旦那は一瞬、沈黙。 そのあと「会社の事務員が乗った」とか「取引先の担当者を乗せた」など嘘八百。その明らかな動揺ぶりに私は浮気を確信しました。 その後の車内の空気は地獄。
「家に帰るまでに話したら、怒らずに許してあげる」。
私の提案に考え込んでいた旦那でしたが、ついに、自宅に着く数分前に「一度だけ女性を乗せた」と白状しました。 「一度だけ」と「なにもなかった」という言葉に疑念を持ちましたが、約束通りなにも言わずに、今回は「禁煙」という条件付きで許してあげることに。それ以来、浮いたタバコ代で月イチディナーをするのが、わが家の月例行事になっています。