自分の好きなものとシンプルに暮らしているミニマリストのおふみさんに、自身の経験から得た”家を安らぐ場所にするちょっとした習慣や愛用品”を教えてもらいます。

 

夏の必須アイテムといえば、サンダル。いろんなスタイルのものがあり、デザインや履き心地など悩んでしまいますよね。そこで今回はおふみさんに、サンダル選びのポイントと、そのポイントを押さえて選んだ歴代のお気に入りサンダルについて聞きました。

サンダル選びに重視したいポイントとは?

夏のお出かけはもっぱらサンダルです。

 

よほどきれいめの装いが必要な日はパンプスですが、それ以外はほぼサンダル。 夏の9割方、サンダル生活をしています。

 

その分、スニーカーに求めるのと同等レベルで利便性を求めています。 今日は、個人的サンダル選びのポイントについてお話したいと思います。

一つ目は、一万歩でも歩けること。

 

私は靴において、我慢を手放しました。

 

おしゃれのためにヒールを履く、足や腰の痛みに耐える、という我慢が本当にできないのです。

 

また、せっかくのお出かけ時に足が痛いと、歩いている途中に魅力的なものを見つけても「体がしんどいから見に行くのはやめよう」と思いがち。

 

細い路地、面白げな施設、写真を撮りたくなる景色。 再び巡り会うことがないかもしれないような偶然の出会いとのチャンスを逃すのがもったいないと感じるようになりました。

 

私の場合、やはり足元は歩きやすさを重視すべきだと判断しました。

 

昨年まではかろうじて私服用に一足ヒールのあるパンプスを持っていたものの、ヒールを履いた時の靴擦れや膝、腰の痛みに耐えられなくなり、すべて手放しました。

 

そして、靴選びは一万歩以上歩けるかどうかが第一の基準になりました。

 

電車移動なので、家から駅や乗り換えなどで結構歩くことになります。 歩数をトラッキングしているので確認するのが日課になっていますが、振り返ってみると、 「今日はそんなに歩いていないな」と思う日は、七千歩前後、 「今日は結構歩いたな」と思う日は一万三千歩程度、ということがほとんどだと気づきました。

 

過去の経験上、一万歩は歩ける靴でないと、結局履かなくなってしまいます。 膝や腰の負担を極力なくしたいので、靴は歩きやすさ重視で選んでいます。

 

二つ目は、足首まで固定されること。

 

足首にベルトがあるかないかで足のホールド感が大きく変わってきます。 足の甲から足首まで固定されることで、長距離歩行がぐっと楽に。スニーカー的な頼れる存在になります。

 

三つ目は、全天候型であること。

 

雨の日に履いても大丈夫な素材を選ぶようにしています。なので革製品は選びません。

 

真夏の旅行はサンダルで行くことが多いのですが、数日に渡って出歩くとどこかで雨が降りがちです。 川遊びなどでそのまま水に入れるようなサンダルだと濡れても問題なし。

 

全天候型のサンダルは、旅における心強い相棒です。

 

四つ目は、持っているサンダルのうち一足はできれば厚底であること。

 

ライブやフェスに参加することが多いサンダルの季節。 公演時間も長いと2時間半を超えたりします。底が薄かったり、ヒールだと長時間立っていられません。

 

立ちっぱなしでも耐えられるクッション性と考えると、ヒールでもぺたんこでもなく厚底がベストだというのが経験からの学びです。