スーパーにの陳列棚には、メーカーや素材の種類、無添加、減塩のものまで、さまざまな種類がズラリと並ぶ「だしパック」。今回は以前テレビで放送された「だしパックランキング」をご紹介します。

スーパーで買えるだしパックNO.1が決定

2月15日放送の『ラヴィット!』(TBS系)の「プロが選ぶ1番おいしいモノは? ラヴィット! ランキング」のコーナーでは、スーパーで買えるだしパックランキングが発表されました。

 

「ヤマキ」といった大手メーカーから、イオン「トップバリュ」のようなプライベートブランドまで、スーパーで買えるだしパックのうち18商品を番組側で厳選。そのなかからトップ10を決定しています。

 

採点者にはミシュランに掲載される有名店の超一流料理人の竹村竜二さん、佐藤良輔さん、中戸川弾さんという豪華な面々が登場し、3人それぞれがすべての商品をプロの目線で厳しく採点。堂々1位に輝いた商品は、採点者3人のうち2人が満点を出して認めるほど、クオリティーの高いものでした。

超一流料理人が選ぶ「だしパックベスト3」は!?

第3位は「だしてんねん(シマヤ)」です。株式会社シマヤが1984年から発売し今も売れ続けているロングセラー商品で、鰹・昆布・煮干・椎茸の4つのうま味を合わせた天然素材を使用。採点者からは「オーソドックスな味」「すごくスタンダード」と評価されており、だしの王道を感じさせる味わいのようです。

 

第2位は「黄金だしパック(かね七)」。鹿児島産の鰹節、宗田鰹節、むろあじ節、熊本産のうるめ煮干、北海道産の真昆布、九州産の焼あごなど、全国各地の素材がふんだんに使用されています。まるで和風スープのような万能タイプだしに仕上がっているのが特徴で、「複合的にいろいろ入っているので、味も一緒に上がってきている」「旨みの広がり、厚みを持たせている」と素材の味の厚みや広がりが採点者を唸らせていました。

 

堂々の第1位は「大田記念病院が考えただしパック(カネソ22)」です。同商品はカネソ22と脳神経センター大田記念病院によって共同開発されただしパック。鹿児島産の鰹節、瀬戸内産のいわし煮干し、熊本産の鯖節、北海道産の昆布、九州産の椎茸といった国産原料を使用し、食塩、砂糖、化学調味料は使用されていません。採点者3人のうち2人が10点満点を出し、「お店で出せるレベル」「すごく上手にできている」と大絶賛していました。

「だしパック」を利用している人は約4割も!

株式会社こどもりびんぐでは、2021年7月に「だしパック」に関する調査を実施。「普段料理で使っているだしの種類」について聞いたところ「だしパック」と回答したのは約43%で、実に4割の人がだしパックを利用していることが判明しました。

 

だしパックを使用する理由は、「手軽においしいだしがとれる」といった時短目的が最も多いよう。さらに購入の際に商品を選ぶポイントとしては、ダントツで「味」が重視されていることも明らかになっています。

 

「だしパック」は手軽さはもちろん、一流料理人も唸らせるほどの本格的な味が楽しめるのが魅力。だしにこだわることによって、料理の味をひときわアップさせられそうですね。

文/内田裕子
参照/株式会社こどもりびんぐ「だしパックについての調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000117.000057067.html