掃除道具の掃除もルーティンに
掃除機しかり、洗濯機しかり、 何かを綺麗にするための道具のお手入れって忘れがち。
というか、ものによってはどういうお手入れが必要か把握していないがゆえに、お手入れしていないというパターンもあるのではないでしょうか。
数年前のことですが、「洗濯機の洗濯槽は定期的に洗浄しないといけない」という記事を目にして、 初めて洗濯槽洗浄をしたら、ワカメのようなピロピロとした汚れが大量に湧き出て驚愕したことがありました。
それ以来、少なくとも半年に1回ペースでは洗濯槽の掃除をするようになりました。 家電の説明書を改めてチェックしてみるのも大事だと痛感。
また、乾燥機のフィルターは手の届く範囲は毎回拭き掃除していたのですが、流水での洗浄まではしていませんでした。
購入して数年経つと乾燥効率が落ち、以前は1回3時間で完了していた乾燥工程が、2.5回の計10時間くらいかけないと終わらないようになっていました。 こちらもフィルターを取り出し、使い古した歯ブラシで流水洗いしたところ、乾燥効率も劇的に改善。
購入当初のように、1回3時間でさくっと乾燥が終わるようになりました。
忘れがちな掃除道具の掃除ですが、日々のルーティンに組み込もうと決意。
私は大掃除ならぬ中掃除を習慣にしていて、年2~3回に分けて掃除しています。 大掃除を分割して1年で取り組んでいくイメージです。 この中掃除に、掃除道具の掃除を組み込むことにしました。
もちろん、部屋の広さや掃除機かけの頻度、洗濯の頻度によってはもう少し頻度を上げてもいいでしょう。 例えば、「月に1回、第1土曜日の午前中に掃除する」といった形でも。 掃除の頻度を決めたら、年間スケジュールをカレンダーに登録してしまうのが何よりおすすめです。
私は以前から、室内用害虫駆除剤の交換時期をカレンダーにあらかじめ登録して、スマホに通知が出るようにしています。
室内用と玄関用で使用期限が違うので、いちいち覚えているのが大変なのです。 通知が出るおかげで、普段の仕事のスケジュールと同じように把握できて、交換時期を忘れなくなりました。
これと同様に、掃除道具の掃除のスケジュールも登録してみることに。
ただでさえ忙しい日々なので、家事のあれこれを覚えておくのは大変です。 便利なツールがあればどんどん頼って、楽にルーティン化してしまいましょう。
文・イラスト/おふみ 構成/阿部祐子