自分の好きなものとシンプルに暮らしているミニマリストのおふみさんに、自身の経験から得た”家を安らぐ場所にするちょっとした習慣や愛用品”を教えてもらいます。
最近、おふみさんは普段使っている掃除道具の不調からあることに気づいたのだそう。それは、きっと誰もが見逃しがちで、「あるある!」と思わずうなずいてしまう問題でした…。
掃除機にびっしり詰まったホコリに驚愕
床の四隅にホコリが溜まっていたら掃除機で吸ったり、鏡の汚れを発見したら拭き掃除するなど、 部屋の掃除はルーティンになっていても、 掃除道具の掃除は意外と忘れがちではないでしょうか。
というのも、私、やってしまいました…。
コードレスクリーナーを使い始めて数年経ちますが、 最近急にホコリの吸い込みが弱くなったと感じていました。
思い当たるのはフィルター掃除。 解体ついでにノズルとパイプの中を覗いてみたら、さあ大変。この部位を掃除をしたことがなかったので、 とてもつもない量のホコリがノズルとパイプの中にびっしりと詰まっていたのです! 筒の中すべてにホコリが詰まっている状態です。イメージできますでしょうか。
細長い棒状のものを差し込んでホコリを筒から掻き出していきました。 長さの合うものがキャンプ用チェアの脚くらいしか見つからず、脚をせっせとノズルに差し込むの巻……。
さらにフィルター掃除もサボっていました。
使っている掃除機はカプセルタイプなので普段はゴミをポイっと捨てるだけでいいものの、定期的にフィルターを洗浄しないといけないのですが、これをずいぶん長い間サボっていました。
フィルターを外してみると、ホコリが分厚い繊維のようになって一層覆っている状態。 吸い込んでも風が通り抜けないレベルで目詰まりしていました。
これでは吸い込み力が落ちるわけです。
流水でフィルターを洗って乾燥させました。 ノズル・パイプのホコリ除去と、フィルター洗浄で劇的に吸い込み力が回復しました。
洗面所の床がクッション性のある素材で、掃除機のお手入れ以前は、このエリアに落ちた髪の毛の吸い込みが特に弱かったのですが、お手入れ後はスイスイ吸い込めるようになりました。
この変化には感激。 と同時に、大いに反省しました。
掃除は空間の掃除で終わるべからず。 掃除道具の掃除もルーティンに組み込むべきだと実感したのです。