日中は暖かいけれど、夕方以降は肌寒さを感じることもある昨今。そんなときにピッタリなメニューが、以前放送された『男子ごはん』(テレビ東京系)で紹介された「牛すじ肉みそカレー」。トロトロに煮こまれた牛すじの濃厚な味わいが話題になっています。

「まったり」と「ガツン」が絶妙!

作り方は、まずはまろやかな牛すじカレーの作り方から。

 

牛すじ肉500gは煮こぼしてアクを出し、よく洗ってください。水1800cc、にんにく2片とローリエ2枚、白ワイン150cc、そしてみじん切りにした玉ねぎ200gとにんじん150gを加えます。

 

弱火で90分煮こんだら、カレールウ110gとカレー粉大さじ1を投入。またインスタントコーヒー小さじ1とウスターソースを大さじ1入れることで、味にキレが出ますよ。最後に塩小さじ1も加えて煮こんだら、牛すじカレーの完成です。

 

続いて肉みそを作っていきます。しょうが、にんにく1片ずつと玉ねぎ50gをみじん切りにし、にんにくの芽80gは5mm幅の小口切りにします。合わせ調味料は、水100ccに酒・みりん・しょうゆ各大さじ1、赤みそ大さじ1と1/2を混ぜておきます。また、片栗粉大さじ1/2を溶いておきましょう。

 

続いて、しょうがとにんにくを炒め、合いびき肉250gを投入。火が通ってきたら玉ねぎとにんにくの芽も入れて、合わせ調味料で仕上げましょう。

 

ご飯を盛って、カレーと肉みそを別々にかけたらできあがりです。まろやかなカレーとガツンとした肉みそを口にした国分太一さんは「うまーい!」と大絶賛。お好みで混ぜて味変しながら楽しんでください。

バルサミコで本格的な味わいの付け合わせ!

続いてご紹介するのは、牛すじ肉みそカレーにもぴったりな簡単「バルサミコポテト」です。

 

作り方はまず、味のポイントになるソースを作ります。バルサミコ酢50ccと砂糖大さじ1を中火で3分ほど煮詰めたら、別の容器に移してあら熱を取っておきましょう。

 

じゃがいも大1個は皮つきのまま1cm厚さの輪切りにし、オリーブオイル大さじ2でこうばしく揚げ焼きにします。軽く焼き目がついて竹串がスッと通ったらOKです。塩小さじ1/4を振り、盛りつけてから黒こしょう適量とバルサミコソースをかけます。最後にパセリを散らせばできあがり。

 

シンプルなじゃがいものソテーが、バルサミコの風味によってひと味違うテイストに大変身します。このソースは他の食材にも便利に使えそうですね。

人気の本格カレーを手軽に!

人気のカレーをもうひとつ。料理研究家・コウケンテツさんのYouTubeでは、フライパンひとつで作れる「トマトバターチキンカレー」のレシピを紹介していました。

 

まずひと口大の鶏もも肉250gに、塩・こしょう各適量とカレー粉小さじ2で下味をつけます。サラダ油大さじ2を熱してみじん切りにした玉ねぎ1/2個分を炒め、しんなりしたタイミングで玉ねぎを少し寄せて、隣で鶏肉を焼きましょう。このとき、サラダ油大さじ1を追加するのもお忘れなく。

 

香ばしく焼けてきたら、すりおろしたしょうが1かけ分とにんにく1片分、カレー粉小さじ2~大さじ1程度を玉ねぎと炒め合わせます。鶏肉も入れてさらに炒め、潰したホールトマト200gを投入。2分ほど煮詰めたら塩小さじ1/2で味を整え、牛乳1/2カップを加えます。

 

とろみがついたら、はちみつを大さじ1。仕上げのバター20gは火を止めて入れましょう。余熱で溶かせば香りが飛びません。器に盛りつけたら、お好みでヨーグルトやこしょうをトッピングしてくださいね。

 

特別なスパイスは使わずに作れる、普段とはひと味違ったおうちカレー。食卓のマンネリ防止に、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

文/内田裕子 ※画像はイメージです
参照/コウケンテツ公式YouTube「おうちで手軽に美味しくできる方法! コク旨・濃厚! トマトバターチキンカレーの作り方」https://www.youtube.com/watch?v=pmA7BjjwESE