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子どもの成長過程には反抗期がつきもの。この前まで甘えんぼだった子が無口になったり口ごたえをしたりするようになると、ちょっと寂しいものを感じますよね。今回はそんな子どもの反抗期に見られる“ある発言”が、ネット上で話題になっているようです。

 

クソババア”が言えたら子育て成功!?


今年3月、とある女性向け掲示板に寄せられた“子育て”に関する投稿が話題になりました。投稿者は5歳の男児を抱えるお母さん。ある日友人から言われたのは、「母親に向かって“クソババア!”って言ったら、男の子の子育ては成功らしいよ」という内容でした。「ママ、ママ」と甘え上手なわが子に、“クソババア”と呼ばれる日が来ることに不安を感じたそうです。

 

できれば“クソババア”と呼ばないでほしいけれど、言われなかったとしたら子育ては失敗なのかという新たな疑問が投稿者を悩ませている様子。他にも「子育ての失敗とは、息子がマザコンになるって意味なのか?」「今まで自分の子どもから“クソババア”と言われたことはあるのか?」「どんな気持ちだったか?」などが綴られており、ネット上ではさまざまな賛否両論の意見が寄せられました。

 

クソババア子育て成功説に異議を唱えたのは、投稿者と同じく子どもを育ててきた母親たち。「反抗は成長の印だと思いますが、クソババアって言われたからって子育て成功とは思いません」「いまどきクソババアって言う子の方が少ない。むしろ言われたら子育て失敗なんじゃない?」などの意見が多く上がっています。

 

いっぽうで「クソババア子育て成功説は正解だと思う、親は憎まれ役でいいのよ」「“クソババア”は大事な通過点。それだけ子どもと親が対等になれる位置まで近づけたっていう成長の証拠」「“クソババア”って言われたら確実に喜ぶべき瞬間です」など、クソババア子育て成功説を支持する声も見られました。

 

反抗期がなかったという人も!


子どもの成長過程で訪れる“反抗期”。しかし中には、反抗期がなかったという人も。今年5月に掲載されたとある掲示板に、20歳の大学生が「私は反抗期がなかったと自分でも思うし、親にもなかったねと言われます」と投稿。大学生の話によると、「親とは仲良いけど、やっぱりムカつくこともある」「でも怒ったりするほうが面倒なので、すぐに謝っちゃう」「たまに反抗しても親は放っておいてくれるから助かる」とコメントしています。

 

この投稿に対して、「親のことが好きで反抗期がなかったのはすごくいいこと」「それだけ客観的に物事見れてたら反抗いらないよね」など多くの意見が寄せられました。

 

さらに「うちは両親が仲悪くて反抗できなかった」「片親だから反抗期なかった。毎日一緒にいれるだけでいいって思ってたよ」「兄姉の反抗期が激しすぎて私まで反抗できなかった。これ末っ子あるあるだと思う」など、反抗期を経験していない人も多い様子。育った環境などに、少なからず反抗期が影響しているみたいですね。

 

子どもの反抗期をまだ経験していないお母さんは、今のうちに反抗期を受け止める準備をしておいた方がいいかもしれません。

 

文/河井奈津