「やっぱ俺の仕事は大変」と言うスマホゲーム夫 (沙知さん / 31歳 / エステティシャン )
毎日仕事場から家に帰ると、第二ラウンドのゴングが頭の中で鳴り響きます。そう、家事育児の開始時間です。 次の日も朝早いし、1分1秒でも早く寝たい。そんな気持ちで休む間もなく家事育児をこなしているのですが…その横で旦那は床に寝転がりながら、ビール片手にスマホゲームをしています。
忙しくしている私と目が合うと、
「仕事終わりによくそんな動けるな。俺は無理だわ」
「やっぱり俺の仕事のほうが大変なんだな」と…。 私の仕事だって肉体労働だし、接客で気も遣います。研修や覚えなければいけない機材や商品の知識だって山ほどありますし、売上のプレッシャーで胃が痛くなるのだってしょっちゅうです。 にもかかわらず「仕事で疲れてるのは俺だけ」だと思っているその根性、本当にイライラします。 誰かがやらなければ家の中がグチャグチャになってしまうこと、私だって帰宅後はゆっくりしたいと伝えても「じゃあ、のんびりすればいいじゃん。そんなイライラするなら1日や2日やらなくても平気だよ」と。 …なぜそこで「たまには俺がやるから休んでて」と言えないのでしょう。家事は1日休んだら、次の日がもっと大変になるのに…。 旦那に「子どもをお風呂に入れてくれるだけで助かるんだけど」と言っても、「今日はそんな気分じゃない」と、ゲームをポチポチ。 同じ家の中にいて何をしているか目につくだけに、働くママのワンオペ育児は疲労だけでなくイライラも溜まります。