
■子どもに「英会話」を学ばせる目的は?
小学校における英語教育の必修化に伴い、「うちの子はちゃんとついていけるのかしら?」なんて不安を抱く方は少なくありません。小学生時期の英語学習で躓いてしまうと、その後その影響は色濃く残ってしまいます。「スムーズにスタートさせてやりたい!」と思うのは、親としてごく自然なことだと言えるでしょう。 こんなとき、ついやってしまいがちなのが「どこでもいいから英会話教室に入れて、あとは先生にお任せする!」というものですが、これはあまりオススメできません。小学生英会話教室にもそれぞれカラーがあり、「英語を学ぶ目的」によって、選ぶべき教室やカリキュラムは大きく変わってくるからです。 小学生のうちから英会話を学ぶ目的としては、以下のようなものが挙げられます。 ・英語学習に対する苦手意識を克服するため・耳が良い時期に、できるだけ良い発音を身につけるため
・英検対策のため
・留学や旅行で使える、より実践的な英会話を学ぶため もし、「将来の英語学習に備えて、苦手意識を克服したい!」というのであれば、紙とペンを使って、座学で英語を学ぶようなスタイルでは逆効果になってしまう可能性も。子どもたちを盛り上げる能力に優れた講師のもとで、「英語を学ぶ楽しさ」を教わるのがオススメです。 大人になってからでは難しい「発音スキルを」ということであれば、ネイティブの講師を選択することで、満足度も高まるはずです。 近年では、小学校からの英語教育スタートに向けて、小学生でも英検に取り組む子どもたちが増えてきています。「確実に合格させてあげたい!」と思うのであれば、対策コースを用意している小学生英会話教室を選ぶと良いでしょう。 最後に、子どもであっても「英語が通じた!」という経験は何よりのもの。「学習」以前に、「コミュニケーションを楽しんでもらいたい!」という場合には、カリキュラムよりもネイティブ講師との「会話」を重視した教室を探すのがオススメです。講師と自由に会話を楽しむ中で、子ども自身が英語のコツを身につけ、大きく成長していきます。