ヘルシーな上にかさ増し食材として活用できる「豆腐」。6月放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)では、“豆腐を使ったアレンジレシピ”が紹介されました。料理のプロによるアイデアが詰まった逸品たちをチェックしていきましょう。
中華料理の巨匠が伝授する「マーボー冷奴」
はじめに注目する一品は、中華料理の巨匠・簗田圭シェフが考案した「マーボー冷奴」。さっそく番組HPのレシピを見ていくと、まず絹ごし豆腐200gに塩小さじ1をかけてキッチンペーパーで包みます。
耐熱皿に入れたら冷蔵室で約1時間やすませ、500Wの電子レンジで1分加熱。豆腐を再び冷蔵室で冷やしている間に、フライパンに水大さじ3、牛ひき肉100g、しょうゆ大さじ1、ごま油・砂糖・豆板醬各小さじ1を入れて熱してください。
煮立ってきたタイミングで、火を止めて水溶き片栗粉大さじ1をイン。再び加熱しながらよく混ぜ、完成したあんを軽く冷やします。
次に冷やした豆腐を8等分にカットして、皿に盛りつけてあんを上からトッピング。仕上げにざく切りにしたトマト大さじ2、ラー油・みじん切りにした青ねぎ各大さじ1をかければ完成です。
絹ごし豆腐をスイーツにアレンジ!
あんを絹ごし豆腐にかけるというシンプルな料理ですが、どんな味わいなのか気になりますよね。実食した和牛の水田信二さんは、「冷たい豆腐にラー油でパンチがくる」「ガツンと食べたい時にもいいですね」とレビューしていました。
簗田シェフは他にも、「豆腐の杏仁スープ」というスイーツ系レシピを伝授。
作り方は、はじめに絹ごし豆腐200g、杏仁の粉・砂糖各大さじ2、豆乳200mlをミキサーにかけます。後はフライパンで弱火で温めたら、あっという間に「豆腐の杏仁スープ」のできあがり。
完成したスープを実食したオードリーの若林正恭さんは、「あぁ、おいしい!」とコメント。調理した人からも「絹ごし豆腐なのに“杏仁感”がしっかりある!」「超お手軽だからすぐに試せるのが嬉しい」といった好評の声が多数上がっていました。
「もう1品ほしい」という時に最適なお手軽レシピ!
中華の巨匠が考えた絶品料理を取り上げましたが、実はしょうゆや味噌を販売する「キッコーマン株式会社」も豆腐のアレンジレシピを公開中。中でも「くだき青菜豆腐」は調理時間5分で作れる超簡単メニューです。
気になる作り方は、まず木綿豆腐200gをキッチンペーパーで包みましょう。軽く押さえて水けをきり、豆腐を崩していきます。豆腐の下準備が終わったら、フライパンにごま油大さじ1/2を投入し、加熱します。さらに1cmの長さにカットした小松菜100gも炒め、全体に油が回った頃合いで豆腐もたしてください。
後は「キッコーマン特選丸大豆しょうゆ」小さじ2で味を調え、器に盛りつけた後に粗挽き黒こしょう少々を振れば調理完了。調理工程がとてもシンプルなため、「もう1品ほしい!」と思った時でもすぐに準備できそうです。
意外と活用方法が多い豆腐のアレンジレシピ。暑い時期の冷奴もおいしいですが、たまには豆腐を使った本格メニューにもトライしてみてはいかがでしょうか?
文/河井奈津
参照/『ヒルナンデス!』公式サイト「料理2大論争 徹底討論」https://www.ntv.co.jp/hirunan/onair/wednesday/1887qrr8s1jifmlb8gqb.html
「キッコーマン株式会社」公式サイト「くだき青菜豆腐」https://www.kikkoman.co.jp/homecook/search/recipe/00050328/index.html