世界中で大ヒットしたビアトリクス・ポターの名作絵本をハリウッドで実写映画化した『ピーターラビット』(18)の続編、『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』が大ヒット公開中。モフモフも好奇心がパワーアップし、ちょっぴりワルなピーターがスクリーンに帰ってきました!
誕生から100年以上!
愛され続ける「ピーターラビット」
ビアトリクス・ポターによる原作「ピーターラビット」の誕生は1902年。世界で一番愛されるウサギを主人公にした絵本では、イギリスの美しい湖水地方を舞台した物語が描かれます。シリーズ累計発行部数は全世界で2億5000万冊! 現在までに世界110の国と地域で出版され、35もの言語に翻訳されている大ベストセラーです。
前作ではかわいくてワイルドで怖いもの知らずなピーターの魅力が全開! エキサイティングでハートウォーミングな物語が描かれました。実写ならではのモフモフ感と、スピーディーな動き、表情豊かなピーターたちが歌って踊る姿かわいい姿にメロメロになった方も多いのでは? 世界を魅了した前作から3年、最新作ではもっとモフモフに、そして、ちょっぴりワルになったピーターラビットが大暴れします。
ピーターが家出?!『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』
今作では、ピーターの恋敵だったマグレガーと大好きなビアとの結婚式からスタート! 新しい家族として仲良く暮らしていくはずだったピーターとマクレガーですが、元恋敵が仲良くなるのは難しい模様。父親気取りのマグレガーに、いたずらっこピーターは叱られてばかり。ついに、マグレガーが大事に育てているトマトを巡り、二人が大激突。ピーターは叱られる生活にうんざりして、なんと家出をしてしまうのです。
たどり着いた都会で出会ったのが、父親のかつての親友で地下組織のボス、バーナバス。ピーターはバーナバスに父の頼もしさを重ね、“ワル”な生き方を教わることになります。
自分を認めてくれるバーナバス
家族のモプシー、フロプシー、カトンテール、ベンジャミンもいない。知り合いもいない、食べ物もない都会で生きていくために、バーナバスがピーターに教えたのは“盗み”のスキル。なんでもかんでもピーターのせいにして、叱りまくる父親気取りのマグレガーと違い、褒めたり、認めたり、期待してくれる発言をするバーナバスに、ピーターはどんどん惹かれていきます。もっと褒めてほしい気持ちが高まり、湖水地方の本当の家族や仲間を巻き込んでの計画を決断。事態は思わぬ方向へと転んでしまい……。
ワルに憧れてちょっぴり悪いこともしちゃう、そんなお年頃のピーターですが、バーナバスとの出会いを通じて様々な経験をし、成長していきます。悪いことをしてしまったことを認め、きちんと謝ることができたピーターは、マグレガーと力を合わせて大切な家族を取り戻します。前作でも今作でも、なんだかんだ協力するピーターとマグレガーの関係性にも注目! また、おなじみのメンバーが個性を出しつつ、みんなで協力して問題を解決する姿を見れば、ついつい応援したくなります。ますますパワーアップして大暴れするピーターたちの姿をチェックしてみて!