親が口を出すことになんとも思わなかった日々
息子は点取り屋だったこともあり、白状するとちょっと鼻が高かった。でも、その分期待も大きく、息子のプレーに口を出してばかり。 でも、そのときはそれが「親なら当たり前」と信じて疑っていませんでした。周りの上手な子の親は、みんなそんな感じでしたから。 中学、高校も当たり前のようにサッカー部。レギュラーに入るか入らないかというすれすれのところ。さらに中3の1年間はケガ続きで、練習すらできず…。 最初はふがいないと思うこともありました。でも、じっと部員のサポートを続ける彼を見るうち、私はちょうどよく冷めていったのだと思います。 そして高校に入って1年が経ったある日、3月に退部すると主人と私に切り出したのです。