“PTAは大変”という固定観念を捨てると、違う景色が見える
M先輩:
「“PTA”という名称が固く感じるのかな?現在私達の学校では、PTA本部があり、その下に各学級代表委員がいる構成だけど、本部からも学級代表委員からも『活動が大変!』『負担になる!』という声は聞かないかな。個々の学校の規模や地域によって違うのかもしれないけれど。」
N編集長:
「数年前は少し違っていて、PTAや保護者活動の仕事も役員も多かったかな。広報も昔は“委員”だったしね。親が学年行事のドッヂボール大会の準備をしたり…だから、前より格段に保護者の負担は軽くなっていると思う。 現在はベルマーク収集や仕分け等の作業も完全ボランティアで、出来る人がする!みたいな感じかな。保護者に一応全員参加をお願いしているけれど、決して強制ではないですよ。」(N編集長のご長男が数年前に小学校を卒業していて、その頃の小学校の様子もよくご存じです。)
Tさん:
「私は前年度1年生クラスの学級代表委員もしたけれど、保育園とは違うのでちょっと驚きました。保育園では役員だけで行う仕事が多かったのですが、小学校では学級代表委員はまとめ役で、作業自体は保護者みんなで行う感じでしたね。」
M先輩:
「市内の他の学区では、“PTA”という名称ではなく“親子の会”という名称で、会費徴収アリで活動しているそう。この方法がいいかどうかはわからないけれど。 私も以前はPTA活動は大変だと聞いていたけれど、自分がやってみたら意外と楽だったかな。それにメリットも沢山あって、学校での子供の事もわかるし、学校の内情も知ることが出来るし、子供にも親が頑張っている姿を見せられるしね。まあ中には子供は学校に任せたら自分はそれ以上関与しないという考え方の親もいるけどね。 “人と関わりたい”とPTAに入っていくとニュアンスが違うかも。それに“PTA=学校代表”という訳でもないし、頻繁に学校に集まっているイメージがあるかもしれないけれど、毎日のように集まっている訳ではなく、会議は月一回あるかないかという程度。 あと学級代表委員なんかも『先に(低学年のうちに)やっておけばあとが楽』というイメージがあるのかな。1年生の親御さんの立候補者は実際多いし。でも本当は何年生の学級代表委員でもやることは全て同じなのだけどね。」
N編集長:
「確かに事前リサーチで、1年生の親御さんがお子さんの入学前にPTA役員を希望している人もいたかな。早くやっておけばいいらしいよというイメージは持っているかも。」