4月放送の『ラヴィット!』(TBS系)には、3年連続ミシュラン一つ星を獲得した「炭火割烹 白坂」の井伊秀樹シェフが登場。簡単に真似できる“ドレッシング使い切りレシピ”を伝授してくれました。

酢の代わりに和風ドレッシングを使用?

最初に披露してくれた1品は「酸辣湯」。もともと酢が入っている「和風ドレッシング」を取り入れたら、10分ほどの調理時間で完成するそうです。

 

気になる作り方は、はじめに玉ねぎ1/2個を7mmの厚さにスライス。次にトマト1個を2cm角に切り、水分を飛ばすために塩を振って5分ほど放置します。水分を抜いておけば、スープにトマトを入れても味が薄くなりませんよ。

 

続いて鍋にごま油適量を熱し、ひと口大にカットした豚肉40gを投入して加熱。さらに豆板醬小さじ1、チューブのしょうがとにんにく各適量、スライスした玉ねぎ、塩ひとつまみも足します。火が通るまで炒めた後は鶏ガラスープ(水600ml、鶏ガラスープの素小さじ4)、うすくちしょうゆ小さじ1、和風ドレッシング大さじ2を加えます。続けて半分に切ったえのき1/3袋、水分を抜いたトマトを投入。

 

後は水溶き片栗粉適量を足してとろみをつけ、溶き卵1個を入れてサッとかき混ぜれば完成です。

炊飯器に和風ドレッシングをイン!?

他には、「シンガポールチキンライス」のレシピも。作り方はまず、鶏もも肉1枚の表面に塩少々を振り、冷たい状態のフライパンに入れて温めます。10分ほど火を通した後に鶏肉をひっくり返し、少し加熱したら1度取り出してください。

 

鶏肉を焼いたフライパンには肉の旨味が残っているので、そのまま洗わずに使用。みじん切りにしたしょうが50gとにんにく1かけを加えて炒めます。

 

後は炊飯器に米2合、鶏ガラスープ適量、和風ドレッシング大さじ4、炒めたしょうが・にんにく、最後に焼いた鶏肉を加えて、通常モードで炊飯します。炊きあがったら、鶏肉をひと口大にカットしてご飯と一緒に盛りつければできあがりです。ちなみにチキンは、特製タレ(和風ドレッシング大さじ2、オイスターソース大さじ1、おろししょうが小さじ1)につけて食べるのがおすすめだそう。

 

実食したお笑いコンビ・ニューヨークの嶋佐和也さんは、「シンガポールのお店の味!」と絶賛していました。

ドレッシングの利用者は約9割?

ドレッシングの使い切りレシピをピックアップしましたが、そもそも多くの人はドレッシングをどのくらいの頻度で使っているのでしょうか?

 

マイボイスコム株式会社は、以前“「ドレッシング」に関するアンケート調査(第6回)”を実施。回答者にドレッシングの利用頻度をたずねると、「週に2~3回(26.7%)」がトップに。2位には「週4~5回(13.4%)」が登場し、3位に「ドレッシングは利用していない(13.2%)」がランキング入りしました。

 

しかし全体で見れば、ドレッシングの利用者は9割弱。利用頻度が少ない人でも「月に1回以下(6.4%)」なので、ドレッシングは食卓に欠かせないマストアイテムなのかもしれません。

 

冷蔵庫に中途半端に余ったドレッシングがある人は、ぜひ今回紹介したレシピを活用してみてくださいね。

文/河井奈津
参照/マイボイスコム株式会社「ドレッシングに関するアンケート調査(第6回)」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000787.000007815.html