「金メダル級!」と最新作に太鼓判

『ファンタビ』シリーズ最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が大ヒット公開中。

 

公開直前に開催されたイベントには、北京五輪のジャンプ男子個人ノーマルヒルで金メダル、ラージヒルで銀メダルを獲得、さらにワールドカップ個人最終戦で2度目の総合優勝を果たした小林陵侑選手と、小林選手の師匠でありスキージャンプ界のレジェンド・葛西紀明選手が登壇。最新作のおすすめポイントや大好きだという『ハリー・ポッター』&『ファンタビ』シリーズの魅力をたっぷりと語ってくれました!

まるでニュートとダンブルドアのような師弟関係

うれしそうに杖を振る葛西選手

最新作で描かれるのは、魔法動物を愛する魔法使いのニュートが仲間たちとともに、ダンブルドアの“秘密の作戦”で、魔法界と人間界の支配を企む史上最悪の黒い魔法使い、グリンデルバルドに立ち向かう物語。最新作の見どころについて葛西選手は「過去の2作よりも内容が濃い!正義や愛、師弟関係などキャラクター同士の絆を強く感じました」とニコニコ。

 

小林選手は「『ハリー・ポッター』の世界が絡んでくる部分もあって楽しかったです。『ファンタビ』ならではのかわいい魔法動物も出てきました!」と満面の笑みで伝えていました。

遠征の移動中には映画をよく観るそう

葛西選手がダンブルドアの杖を、小林選手がニュートの杖を手に登場し、ダンブルドアとニュートのような師弟関係を彷彿とさせた二人。葛西選手はうれしそうに杖を振り、小林選手に「オブリビエイト!」と“忘却”の呪文をかける場面も。すると小林選手は「教えられたことを全部忘れてしまいました」と返すなど、息ぴったりのやりとりで来場者を和ませていました。

ニフラーに金メダルをプレゼント?

後輩から学ぶことも多いとニッコリ

フォトセッションでは小林選手が獲得した金メダルと銅メダルも登場。さらに大好きな魔法動物、キラキラ光るものに目がないニフラーのぬいぐるみを胸に差し込んだ小林選手は「取られちゃうかな?」と、時折ニフラーとメダルを確認しながら、笑顔で写真撮影に臨んでいました。

 

イベントでは、師弟関係である二人が“チーム”について語る場面も。葛西選手は、スキージャンプは個人競技ではあるものの、チーム力も大切な要素であることに触れ、「自分も選手として頑張っていますが、監督という立場もあります。後輩たちがストレスなく世界の舞台に立てるようアドバイスもしています。できるだけ後輩ともフレンドリーに接するようにしていますし、僕も後輩から学ばせてもらいながら日々過ごしています」と明かしました。

キラキラ大好きなニフラーが金メダルを狙う?

これに対し小林選手は「いつも気にかけていただき、アドバイス付きのメッセージをたくさん送ってくれます」と葛西選手の励ましが力になっているとコメント。

 

葛西選手は今の小林選手について「強すぎてアドバイスが必要ない状態」と前置きしたうえで、「スキージャンプの世界は波があります。成績が良くない状態のときに、適切なアドバイスをしたいと思っています」とのこと。自身の経験を踏まえて、ベストなタイミングでアドバイスしたい気持ちを明かし、それにより「さらに強くなるはず!」と太鼓判を押していました。

小林選手の首掛けリボンを直す優しい師匠

 

※葛西の「葛」は、中が「ヒ」が正しい表記