今の時期にスーパーなどで多く出回っている“春野菜”。夕食のおかずにはもちろん、おいしいおつまみを作る際にも役立つようです。以前放送された『男子ごはん』(テレビ東京系)では、“春のおつまみレシピ”を紹介していました。

新玉ねぎを揚げたおつまみ!?

1品目のおつまみとして、「新玉フライ ベーコンソース」が登場。まずは“ベーコンソース”を作るために、ベーコン30gとにんにく1片をみじん切りにします。次にバター5gを溶かした小鍋で具材を炒めていき、ベーコンに少し焼き目がついてきたら水100cc、顆粒コンソメ小さじ1/2、塩小さじ約1/4を加えてひと煮立ち。あとは水溶き片栗粉(片栗粉・水各小さじ2/3を混ぜたもの)でとろみをつければ、特製ソースの完成です。

 

続いて皮を剥いた新玉ねぎ1個を用意。深さ約3分の2まで十字に切り込みを入れて、そこから16等分になるように“十字の間”にも切り込みを入れましょう。薄力粉大さじ3と片栗粉大さじ1を全体にまぶし、180℃に熱した揚げ油適量で加熱。この時に、スプーンなどで油をかけながら揚げてくださいね。

 

キツネ色に変わった新玉ねぎを取り出したら、あとは先ほど作ったソースと刻んだイタリアンパセリ適量をかけるだけ。揚げることで切り込みを入れた部分が広がるため、“花びら”のような美しい見た目に仕上がりますよ。

蒸すことで甘みがアップ!?

同番組では、他にも「蒸し春キャベツのカリカリ豚のせ」レシピを紹介。まずはひと口大にちぎった春キャベツ200gを塩小さじ1/2と一緒に揉みこみ、10分置きます。その後ごま油大さじ1と和えて、蒸し器の中に投入。強火で3~5分ほど蒸していき、器に盛りつけましょう。

 

蒸した春キャベツの上には、カリカリに焼いた豚バラ肉150g(塩・黒こしょう各適量で味つけ)をトッピング。仕上げに合わせ調味料(すりおろしたしょうが1かけ分、ポン酢大さじ2、豆板醤、砂糖各小さじ1/2)を回しかければ、あっという間にできあがります。

 

同レシピを実食した国分太一さんは、「うまっ!」「蒸してることによって、キャベツがより甘くなってる」とコメント。少しピリッとした辛味も効いているので、お酒との相性は抜群ですよ。

家飲みを楽しむコツは?

新玉ねぎや春キャベツを活用した“春のおつまみレシピ”を取り上げましたが、家飲みを楽しむために“おつまみ”を重視する人はどれほどいるのでしょうか? 酒文化研究所は、今年2月にアンケート調査を実施。お酒が好きな人116名を対象に、「家飲みをおもしろくするコツ」をたずねました。

 

調査の結果、「春らしい(季節を感じる)おつまみを用意する」という回答が46票で1位にランクイン。今の季節にピッタリなおつまみが並ぶことで、気分が上がる人は多いようです。

 

また他にも、「いつもより贅沢なお酒を選ぶ(42票)」「いつか飲もうと取っておいたお酒を開けてみる(41票)」などの回答が高い割合に。おつまみだけでなく、普段飲まないお酒を選ぶことも“家飲み”を楽しむ上で欠かせないポイントなのかもしれません。

 

春野菜を活用した絶品おつまみで、家飲みをより充実させてみては?

文/河井奈津
参照/酒文化研究所「家飲みをおもしろくするコツ」https://kyodonewsprwire.jp/release/202003137994