自宅で本格的なカレー&ナンを作って、お店で食べているかのような気分を味わってみませんか? 以前放送された『土曜はナニする!?』(フジテレビ系)には、スパイス料理研究家の印度カリー子さんが出演。フライパン1つで作れる“簡単レシピ”を教えてくれました。

ナンもカレーもフライパンで簡単に!?

まずは“ナン”の作り方をチェック。ボウルに入れた強力粉250g、砂糖・塩各4g、ドライイースト3g、サラダ油・電子レンジで10秒加熱して溶かしたバター各15gを混ぜ合わせたら、水150mlを少しずつ加えながらこねていきます。生地がまとまったところで丸めていき、ぬれぶきんをかけた状態で常温で約1時間発酵。生地がおよそ2倍に膨らんだら、4等分にカットしましょう。

 

カットした生地は、平たく伸ばして“涙形”に成形。次に中火で温めておいたフライパンで生地を焼いていきますが、加熱時は常にフタをしておくのがポイントです。印度カリー子さんいわく、“生地の中に水分を残すため、蒸したような状態を作るのが大事”とのことでした。

 

中火で15秒ほど焼いたら、裏返しにして弱火で2分加熱。さらにもう一度裏返し、同様に弱火で2分焼けばでき上がりです。

スパイスカレーに欠かせない“グレイビー”

ナンに合うスパイスカレーとして、印度カリー子さんが選んだレシピは「ポークマサラ」。さっそく作っていきたいところですが、まずはスパイスカレーの素となる“グレイビー”を用意する必要があります。でも、意外なほど簡単に作れるので安心してくださいね。

 

最初に玉ねぎ1個、にんにく1かけ、しょうが1片をみじん切りにしたら、サラダ油大さじ1を熱したフライパンで中〜強火で10分炒めます。その後、ざく切りにしたトマト1個を加えて2分加熱。身を潰しながらペースト状になるまで炒めていき、仕上げにターメリック、クミンパウダー、コリアンダー、塩各小さじ1と混ぜ合わせれば完成です。

 

グレイビーさえあれば、「ポークマサラ」はとても簡単に作れますよ。まずフライパンに、グレイビー、粉末にしたカシューナッツ50g、水150ml、牛乳100ml、食べやすく切った豚肩ロース400gを加えて7分煮込みます。仕上げに塩適量で味を整えれば、あっという間にでき上がり。

 

同レシピを実食した山里亮太さんは、「うんまっ! (ナンとポークマサラが)合うわ」と絶賛していました。

カレーは“ナン派”の方が多い!?

カレーを食べる時は“ナン派”と“ライス派”に分かれますが、実際のところ、どちらの割合が多いのでしょうか? 株式会社ジェーシー・コムサは、以前500名の男女を対象に「日本におけるナンの実態に関する調査」を実施。「飲食店でカレーを食べる時に合わせたいもの」をたずねました。

 

調査の結果、最も高い割合を占めたのは「どちらかというとナン」の32.2%。「絶対ナン(19.6%)」と合わせると51.8%にのぼるため、ライス派より“ナン派”の方が若干数多いことがわかります。

 

また同調査では、「ナンの魅力」も質問。1位には「もっちりとした食感」がランクインしており、他にも「ふわふわな食感」「食べ応え」などの回答が上位にあがりました。

 

ナンが好きな人は、今回紹介したレシピを参考にぜひ自宅で作ってみてはいかがでしょうか?

文/河井奈津
参照/『土曜はナニする!?』公式サイト「山ちゃんの目指せ! イケてる旦那さん」https://www.ktv.jp/donani/recipe/210306_ikedan.html
参照/株式会社ジェーシー・コムサ「日本におけるナンの実態に関する調査」https://www.atpress.ne.jp/news/135125