突然ですが、みなさんは新潟県三条市のソウルフードってご存知でしょうか? 2月放送の『秘密のケンミンSHOW極』(日本テレビ系)では、三条市で70年以上も愛され続ける“カレーラーメン”が紹介されました。

カレーとラーメンのダシがベストマッチ!?

そもそもカレーラーメンとは、カレールーと中華麺を組み合わせた一品。具材は普通のカレーと同様に“ゴロゴロサイズ”で、食べる際は箸とカレースプーンを使って食べるそう。番組が取材した飲食店の場合、カレーを仕込む際は“和風ダシが効いた豚骨とりがらスープ”を使用しています。

 

また、カレーを煮込んだ後はルーを“1~2晩寝かせる”というこだわりも。普段からカレーラーメンを食べている三条市民からは、「カレーも頂いてるような感覚のラーメン。週に1度くらいは食べたくなる」「カレーの味が辛いだけじゃない。ラーメンのダシの風味もある」といった声が上がっていました。

カレーラーメンのレシピも登場!

単品で食べる方法以外には、“ライスを投入する”という食べ方も。余ったカレースープの中にごはんを入れることで、“シメのカレーライス”を堪能できます。“ライス投入派”の男性は「ラーメンはスープに合うし、具はごはんに合う」「1度で2度おいしい」とコメント。カレーラーメンは三条市民に親しまれている逸品ですが、おうちで作ることはできないのでしょうか?

 

同番組では、おうちで簡単に作れる“カレーラーメンのレシピ”を紹介。用意する材料は予め作った市販のカレー適量と袋麺のしょうゆ味1袋だけでOKです。作り方を見ていくと、まず分量通りにラーメンを調理。ラーメンの準備ができたら麺をどんぶりに移し、スープにカレールー(スープに対して半量強)を加えます。

 

後は火にかけながら混ぜ合わせ、麺に注げば「カレーラーメン」のできあがり。ちなみに番組MCの久本雅美さんが実食したところ、「カレーの旨味が凝縮されてる」「麺に絡んでめちゃくちゃうまい」と絶賛していました。

新潟県民のソウルフード「タレかつ丼」も真似しやすい!?

カレーラーメンの作り方をピックアップしましたが、新潟県の変わったグルメは他にも。以前放送された『ZIP!』(日本テレビ系)では、新潟県民のソウルフード「タレかつ丼」を特集。かつ丼といえば卵でとじたタイプが多い中、タレかつ丼はごはんの上にたっぷりのとんかつがトッピングされています。

 

またとんかつには“しょうゆダレ”を使うのも特徴の一つ。同番組が訪れた昭和40年創業の「とんかつ政ちゃん」の場合、野菜ととりがらスープ、しょうゆなどを合わせた“甘辛ダレ”を使用していました。

 

実際に老舗のタレかつ丼を食べたタレントのマーティンさんは「おいしい! なんだこれ!」とコメント。真似して調理した人からも「作り方が超シンプルだから再現がラクチン」「ボリューム満点なので、食べごたえも抜群です!」といった好評の声が後を絶ちません。

 

日々の食卓に“パンチ”を加えるためにも、新潟県のソウルフードを調理してみてはいかが?

文/河井奈津
参照/『ZIP!』公式サイト「『タレかつ丼』うまいもんファイル新潟編」https://www.ntv.co.jp/zip/umaimon/post/1bqqm0l6kyo8a7nc.html