息子、まめ(6歳)が保育園を卒園して学童保育に通い始める日。…まさにこの原稿を書いている今日のことなのですが、昨日と今日とでここまで変わるかというほど生活がガラリと変化したせいか、完全にテンパっています。

息子の小学校入学で親の暮らしも180度チェンジ

4年間お世話になった子ども園の手厚い保育システムにぬくぬくと守られて、精神的にもかなりの余裕を持って仕事に臨むことができていた日々は昨日で終わった。

 

今日からは早起きしてお弁当を作り、息子を学童へ送り届けて娘と一緒に仕事。当然一緒に仕事なんてできるわけもなく、原稿を書く合間合間に全力でかくれんぼに付き合い(いまここ)夕方には娘を連れて息子を迎えに行く。

 

それも娘が幼稚園に入園するまでの話で、入園したら毎日14時に娘をお迎え、そしていったん自宅に帰って、また夕方には娘を連れてバスに乗り、息子を迎えに。…息子がバス通学に慣れるまではこの生活が続きます。

横峰さんvol.20イラスト1

すごく大義そうに書いてますけど、これは全然大変なケースではないってことを考えると冷や汗が出ます。自分たちで決めた道、やるしかないのだ。

久々の「新生活」に翻弄され仕事でまさかの失態…

とはいえ、やはり嬉しいこともたくさんあって、何かの用事で学校へ行くたびに、新しく出会った友達と大はしゃぎで遊び倒しては「はやく入学したい!」と嬉しそうに話す息子の笑顔だったり、幼稚園生になるという意識からか、ぐっとお姉さんらしい行動を取るようになった娘を見ると頬が緩む。

 

仕事をするという点では大変かもしれませんが、子どもたちの学校生活に関わることで今まで以上に成長を見守る機会が増えることには、年甲斐もなくワクワクします。

 

ほんとうに久しぶりに感じる「新生活」の始まり感。

 

はやくこの生活にも慣れて、原稿の締め切り日を忘れるなんていう超絶ミスがないようにしなければ。

 

…そう、この原稿のことです。申し訳ありません!

文・イラスト/横峰沙弥香