赤ちゃんのお世話で大変なことといえば“泣いた後の対応”。なかなか泣きやまない時は、どうしていいかわかりませんよね。実は先日、ネット上に「泣かれるのが怖い」と本音をもらす人が。どうやら赤ちゃんの“泣く行為”がトラウマになってしまったようです。

泣き声が怖い…

“泣かれるのが怖い”と悩むのは、育児中の女性Aさん。泣く行為に恐怖を感じる理由として、「公の場で子どもが大泣きし、全然泣きやまないので周りから白い目で見られた」「いつも『泣きやまなかったらどうしよう』という不安感を抱えてる」などがあげられていました。手に負えない状況がキッカケになり、赤ちゃんの泣く行為が苦手になったのかもしれません。

 

しかし意外にも、彼女のお悩みには共感の声が。たとえば「泣いてる原因がわからないと途方に暮れます」「親として恥ずかしいけど、子どもに泣かれるのが怖くて仕方ない」などのコメントが寄せられていました。

周りの目は気にしなくてOK!?

子どもの泣く行為に苦手意識がある人は少なくないようですが、どうすれば恐怖心を克服できるのでしょうか? “赤ちゃんの泣き”を乗り越えた人からは「周りの目は気にしない方がいいよ! 堂々としていれば大丈夫」「ネガティブに捉えすぎかも。もっと大らかに『今日も元気に泣いてるね』と受け止めるくらいがGOOD」といった助言が。行動を変える前に、まずは精神的に余裕を持つことが大切ですね。

 

しかしなかには、“赤ちゃんの泣き声”自体が怖いと感じる人も。そんな時に役立つ解消法を見ていくと、“耳栓”を活用するママが多数見られました。実際に使用した人いわく、「耳栓をしていれば泣き声が小さく聞こえるようになり、恐怖心が薄まる」とのこと。泣き声に対し、過敏になっている人には最適なテクニックです。

 

“耳栓の使用”以外にも「エクササイズをやる」「泣きやむ曲を探す」などの解消法が。試していない方法があれば、1度トライしてみてはいかがでしょうか?

“POISON”人気はもはや不動のものに!?

様々な意見が寄せられた“泣くのが怖い”問題。ママの中には“赤ちゃんのお気に入り曲を流す”という方法を実践する人もいましたが、どんな曲が人気を集めているのか気になりますよね。実はROLLCAKE株式会社が以前に“赤ちゃんのヒットソングベスト10(2020年)”を発表。特に多くの投票数を獲得した1位~3位の曲をチェックしていきましょう。

 

まず3位に選ばれたのが『いないいないばあっ!』(NHK)の人気曲「とんとんトマトちゃん(16票)」。次いで2位に『それいけ! アンパンマン』(日本テレビ系)の「アンパンマンのマーチ(20票)」がランキング入りしました。

 

1位に輝いたのは、俳優の反町隆史さんが歌う「POISON ~言いたい事も言えないこんな世の中は~(39票)」。回答者からは「聴くとすぐに泣きやんで微笑む」「始まって少しして泣きやみ、真顔でじっと耳を傾けている」などの声が。一時期話題になりましたが、「POISON」は“子どもがどうしても泣きやまない時の必殺ソング”として定着しつつあるようです。

 

泣き声を怖がる自分を責める前に、まずは対処法を探してみることが大切。いろいろと試して、自分に合った方法を見つけられるといいですね。

文/河井奈津
参照/ROLLCAKE株式会社「『赤ちゃんのお気に入りの曲』に関する調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000036258.html