いままで、ソーセージはただ焦がさないように、“テキトーに”焼けばいいと思っていました。そして、それで十分だとも思っていました。
でも違ったんです。ソーセージにも、おいしさを最大限に引き出す調理法があったんです。
何も特別難しいことをするわけではありません。プロなら当たり前のようにやっていて、素人でも簡単にできること。知ってさえいれば誰にでもできます。
ソーセージの美味しい焼き方
フライパンにソーセージを入れて弱火で熱し、コロコロ転がしながらじっくり中まで火を通す。焼き色がついてきたら水大さじ1/2を入れて水分がなくなるまで焼く。
ポイントは、途中で水をちょっと入れること。これでソーセージがぷっくりジューシーに仕上がります。これはプロたちが密かに実践している技です。これで外側はパリッと香ばしく、中は熱々で弾けるぷっくりジューシーな食感が楽しめます。
美味しい茹で方
小鍋にソーセージ全体が浸かる量の水を入れ、沸騰したら弱火にする。ソーセージを入れて沸騰しないようにしながら全体がぷっくりと膨らむまで6〜8分茹でる。
旨みを閉じ込めるようにゆっくり丁寧に茹でるのがポイントです。
電子レンジ
耐熱皿にソーセージを並べてラップをし、電子レンジ(600W)で1分40秒加熱する。
※茹で時間や電子レンジの加熱時間は、ソーセージが破裂しないよう、本数やサイズによって調整してください。
ソーセージに合う絶品ソースレシピ
ケチャップとマスタードをかけてカジュアルにかぶりつくのは間違いなく美味しいのですが、手作りのソースをかけることで立派な主菜に仕上がります。
今回は、シンプルなのに格段においしくなるオリーブオイルのソースとサラダ感覚で楽しめるアボカドソースをご紹介します。
オリーブオイル粉チーズソース
オリーブオイルとチーズのコンビ、ソーセージにこんなに合うんですね。シンプルなソースながらちょっと驚きでした。
【材料と作り方】
粉チーズ・オリーブオイル各適量をそれぞれソーセージにかける。
アボカドソース
アボカドがソーセージの塩けをやわらげ、サラダ感覚でさっぱりと食べられます。ほんのりにんにくの香りとピリッとした辛味がきいています。
【材料と作り方】
ボウルにアボカド1/2個を入れてフォークで潰す。マヨネーズ大さじ1、おろしにんにく・レモン汁各小さじ1/2を加え、よく混ぜ合わせる。
取材・文/田川志乃 料理・スタイリング・撮影/田頭志保