幻想的な映像に美しい音楽。非日常の世界にどっぷりと浸りたいという方、そして、ひと足早く桜の花で春を感じたい方におすすめしたい映画『DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた⾳が、今も響く』(公開中)。優しく、儚く、切ない愛の物語に心が揺さぶられます。
世界的人気を誇る音楽リズムゲームが原作!
全世界累計2,800万ダウンロードを突破する超人気音楽リズムゲーム「DEEMO」を原作にした本作品。城で孤独に暮らしピアノを奏でる謎の生物“Deemo”と記憶をなくした少女・アリスが、不思議な城の住人たちとともに紡ぐ、優しく切ない物語が描かれます。
Deemoたちのいる世界と、学生生活を送るアリスのいる現実世界。音楽をキーワードに、この2つの世界のつながりが徐々に見え始めます。なぜ、アリスは空から舞い降りてきたのか、Deemoとはいったい何者なのか、どうしてアリスは記憶をなくしたのか…。回収したい謎が散りばめられたミステリアスなストーリー展開に引き込まれます。
アリスに寄り添う魅力的なキャラクター
Deemoのいる世界では、アリスに寄り添う個性的なキャラクターが登場します。お調子者で元気な猫のぬいぐるみのミライ、ふわふわと宙に浮く冷静でおしゃれな匂い袋、くだらないジョークで周囲をしらけさせるマイペースなくるみ割り人形。
ミライの声を濱田岳さん、匂い袋を渡辺直美さん、くるみ割り人形をイッセー尾形さんが演じています。天才ピアニスト・ハンス役には松下洸平さん。本作で声優に初挑戦した松下さんは完成披露試写会の舞台挨拶で「“DEEMO”の世界観の中で成立する声」を考えたと振り返り、アフレコ時に監督と相談しながら、セリフの言い方、強弱についてひとつひとつ相談して作り上げたと明かしていました。
松下さん自身も音楽活動においてピアノを演奏するため、ハンスを演じながら共通点を感じることもあったそう。ピアノの音色は、懐かしい出来事を思い出したり、その曲を弾いていた気持ちになったりなどのタイムスリップができるとし、今回の映画でも音楽と記憶が絶妙にリンクしているように感じたと語っていました。アフレコで試した様々なパターンの中から厳選されたハンスのセリフ、ぜひ、劇中でチェックしてみて!