みなさんは仕事中に怒られた経験ってありますか? 素直に受け止められるタイプなら問題ないですが、恐怖心のせいで仕事が手につかない人は対処法を考えた方がいいかも。そこで今回は“「怒られるのが怖い!」と思った時に役立つ方法”を見ていきましょう。
怒られるのが怖くて仕事が手につかない…
先日、OLとして働く女性から「怒られるのが怖くて、平常心を保てません」とのお悩みが。彼女は「以前私のミスが原因で、クライアント先からクレームがきました。上司から厳しく怒られて、それからは常に『また怒られるかも』と思うように…」と経緯を説明。さらに「恐怖心に打ち勝つためにはどうすれば良いでしょうか?」と周りに助言を求めていました。
相談者のように「怒られるのが怖い」と思う人は多く、「私も厳しく注意されたら、しばらく本来のパフォーマンスを発揮できない」「無意識のうちに怒ってきた人と距離を置く。どう接するべきなのかもわからなくなります」などの声も。怒られた後、普段の仕事に支障が出る人は意外と多いようです。
捉え方を変えるべき!
それでは、怒られることに対する恐怖心はどうすれば払拭できるのでしょうか? 様々な助言の中で、特に目立ったのは「捉え方&考え方を変える」という意見。「怒られることをネガティブに捉えすぎている。『悪い部分を改善するチャンス』『成長するためのキッカケ』とポジティブに受け止めるべき」「自分の仕事にもっと自信を持てば、『怒られるかも』と不安にならないはず。私の場合は『一生懸命やったんだから大丈夫』と自分に言い聞かせてる」といった主張が上がっていました。
また“自分に対して怒ってきた人との付き合い方”に関するアドバイスも。例えば、「反省はほどほどにして、怒られた後でも普通に接するのがポイント。低姿勢になりすぎると、コミュニケーションが取りにくくなる」「怒られた時こそ積極的に関わってほしい。後からでも自分なりの考えを報告すれば、印象アップにつなげられる」などのコメントが寄せられています。部下に対して怒る行為の目的のほとんどは“ミスの再発防止”なので、距離を置くのではなく積極的に対話するべきなのかもしれません。
逆境に打ち勝つためには“他人への親切”が大切!?
怒られるのが怖いと思った時の対処法を見てきましたが、他に効果的なメソッドがないのか気になるところ。以前メンタリストのDaiGoさんは自身のYouTubeチャンネルで、“失敗から立ち直る方法”という動画をアップしていました。
DaiGoさんいわく、逆境に強い人はストレスがかかる状況でも“他人への親切”を心がけているそう。辛い時に優しく振る舞うことで、脳が「まだ余裕がある」と錯覚。下がっていたパフォーマンス力がもとの状態に戻り、目の前の問題を乗り越えやすくなります。「怒られるのが怖い」と悩んでいる人は心の余裕を確保するために、まず周りに優しく接してみるといいかもしれません。
様々なアドバイスとテクニックが寄せられた“怒られるのが怖い問題”。一気に改善するのは難しいので、気軽に真似できるものから取り入れてみてくださいね。
文/古山翔
参照/DaiGo公式YouTube動画「失敗から立ち直る方法【20年の研究で判明】」https://www.youtube.com/watch?v=ABA6635rGcw