アレンジ性や調理の手軽さから、ブームを巻き起こした「サバ缶」。世の中には様々なレシピが溢れていますが、まだあまり知られていないサバ缶の活用術も少なくありません。先日放送された『スッキリ』(日本テレビ系)では、竹内涼真さんがサバのアレンジレシピに挑戦していました。
ベチャッとならない炊き込みご飯!
最初に登場したのは「失敗知らず! サバ缶炊き込みご飯」です。まずは洗ったお米400gを15分間吸水。お米を十分に吸水させて、調味料を入れた際に米から水分が出ていくのを防止します。吸水が終わったお米は、べちゃべちゃの仕上がりにならないように10分間乾燥させましょう。
続いて鍋に乾燥させたお米と水320㏄、顆粒だし・しょうゆ・みりん各小さじ2を投入します。サバの水煮缶1缶は身だけをお米の中央にのせ、周りにしめじ40gを配置。鍋を強火にかけて沸騰したら、蓋を閉めたまま弱火で12分間加熱した後に8分間蒸らしてください。最後はきんぴらごぼう70gを入れて軽く混ぜ、お好みでみょうがなどを散らすだけでできあがりです。
鮭でなくサバでちゃんちゃん焼き!?
炊き込みご飯の次に登場したのは、サバのみそ煮缶を使用した「サバみそちゃんちゃん焼き」でした。作り方はキャベツ4~5枚とにんじん1/3本、玉ねぎ1/2個をひと口大にカット。しめじ 1/2個は1本ずつほぐし、厚揚げ70gも2cmほどの厚さに切ってください。
サラダ油を引いたフライパンを熱し、にんじんと玉ねぎから炒めていきます。続いてもやし1/3袋とキャベツ、しめじを加えてから塩・こしょうを投入。全体に火が通ったら厚揚げを具材に混ぜ込み、サバのみそ煮缶1缶と水大さじ3を入れます。蓋を閉めた状態で蒸し焼きにし、煮詰まったらバター20gを加えた後に軽く混ぜましょう。仕上げに小口ねぎ適量をトッピングすれば完成です。
実際に食べた竹内さんは、「厚揚げが(味を)すごく吸ってる。めちゃめちゃうまい」と大絶賛。視聴者からも「サバでもちゃんちゃん焼きって作れるのか…!」「厚揚げの使い切りにもぴったりだね」といった声が上がりました。
サバを料理に使う理由って?
昨今はサバ缶だけでなく、サバ自体の需要も拡大している様子。昨年10月に公開された「日本の消費者の過去半年の料理・食習慣の変化、およびコロナ禍の悩みに関する意識調査」(ノルウェー水産物審議会調べ)の結果では、「過去6カ月でサバ商品は購入しましたか?」と質問。64.7%もの人が「サバ商品を購入」していることが判明しました。
また「過去6カ月でサバを料理に活用した理由は何ですか?」と聞いたところ、最も多く寄せられたのは57.9%で「味が好き・おいしい」という回答。次いで2位は49.8%で「栄養バランスが良い・健康に良い」、3位には41.7%で「価格が安い」がランクインしています。
ますます人気度が上昇しているサバ。ぜひ竹内さんも唸ったアレンジレシピを作ってみてくださいね。
文/河井奈津
参照/ノルウェー水産物審議会「日本の消費者の過去半年の料理・食習慣の変化、およびコロナ禍の悩みに関する意識調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000068035.html
参照/スッキリ「“みんなの食卓”第6回レシピ『サバ缶を使った2品』」https://www.ntv.co.jp/sukkiri/articles/172757f354xefoft6lie.html