以前放送された『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)には、パスタの世界一を決める「パスタ・ワールド・チャンピオンシップ2019」で見事優勝した弓削啓太シェフが出演。俳優の瀬戸利樹さんに、“オリジナルパスタ”のレシピを伝授していました。

味噌で旨味アップ!?

まずは味噌を使った“カルボナーラ”を調理。スパゲッティ(1.8mm、160g)を7分茹でている間に、フライパンにオリーブオイル15g、包丁で潰したにんにく1片、食べやすい大きさに切ったベーコン2枚、黒こしょう4g、味噌15gを入れて火にかけます。弓削シェフいわく、“味噌を加えることで旨味がアップする”とのこと。独特なニオイを消すために、味噌は焦がすように焼いていくのがポイントです。

 

しっかり炒めた後は、パスタの茹で汁適量を加えましょう。また全卵1個、卵黄2個、粉チーズ60gを撹拌して作った“ソース”にも茹で汁90ccを投入。これによって卵がボソボソになってしまう現象を防げます。

 

続いて茹で上がったパスタ、具材、ソースを絡めていきますが、ここで弓削シェフは“ソースは3回に分けて混ぜながら加えると、卵がダマになりづらい”とアドバイスしていました。

 

パスタをお皿に盛りつけたら、上から粉チーズと黒こしょう各適量かければ完成。調理時間約15分で、コクたっぷりの絶品カルボナーラを味わえますよ。

魚肉ソーセージを削る!?

弓削シェフはほかにも、“ワンランク上のペスカトーレ”を紹介。本来であれば魚介類を具材として使いますが、弓削シェフは“魚肉ソーセージ”で代用していました。

 

最初に潰したにんにく1片、唐辛子1本、オリーブオイル40gを加熱して香りを移し、“チーズ削り器”で細かく削った魚肉ソーセージ2本を炒めます。さらにトマトホール1缶、塩1g、乾燥オレガノ2gも加えて煮込んだら、仕上げに茹でたスパゲッティ(1.6mm、160g)と和えるだけ。「(魚肉ソーセージは)食感が変わるだけで食べたことのない食材に変わります」と説明する弓削シェフですが、はたして肝心のお味は…?

 

実食したお笑い芸人の陣内智則さんは、「うまい!」「魚肉ソーセージやっぱりすごいですね。魚介の風味が“組み込まれている”感じ」と驚いている様子でした。