揚げ物などのこってりした料理を“さっぱり風味”でより食べやすくしてみませんか? 以前放送された『あさイチ』(NHK)には、料理研究家の舘野鏡子さんが登場。香ばしくて爽やかな万能調味料「レモン玉ねぎだれ」の作り方を教えてくれました。
半日おくのがおすすめ!
まず、玉ねぎ1個(約200g)を縦半分にカットする工程からスタート。繊維に沿って真ん中に途中まで切り目を入れたら、繊維を断つように薄切りします。国産レモン1個(約100g)も玉ねぎと同じく縦半分に切り、種を除きながら薄切りに。玉ねぎとレモンの分量は2:1がバランスが良いということなので、初めて作る場合は重さを量った方が安心かもしれません。
カットしたレモンと玉ねぎは“酸に強い清潔な密閉容器”に移しますが、ここで舘野さんは“キムチが入っていた容器”を活用。「ニオイが漏れない、とても良いパック」とおすすめしていました。
あとはしょうゆ大さじ3、砂糖大さじ2、みりん大さじ1、サラダ油大さじ2、こしょう少々を加え、蓋をしてよく振り混ぜるだけ。作りたてでも食べられますが、半日おくとさらに味が馴染みますよ。
根菜とから揚げが合体!?
舘野さんは「レモン玉ねぎだれ」と相性抜群のレシピ「ごぼう鶏から」も紹介。まずは3cm角に切った鶏もも肉約300gを酒、しょうゆ、砂糖各小さじ2、すりおろしたにんにく少々、塩少々と一緒に揉みこみ、しばらくおきます。
その間に、斜め薄切りにしたごぼう1本を水につけてアク抜きしましょう。ごぼうを切る際は、あらかじめ縦半分に切り込みを入れておくのがポイントです。続いて、小麦粉大さじ7~9、片栗粉大さじ3、塩1つまみ、水約大さじ5を撹拌。そこに水けをしっかりと切ったごぼうと鶏もも肉を加え、よく混ぜ合わせてください。
鶏肉にごぼうをまとわせたら、170~180度に熱した揚げ油適量で2分ほど加熱。その後上下を返しつつ、さらに5~6分揚げ焼きをすれば完成です。
同レシピを「レモン玉ねぎだれ」につけて食べた俳優・岡田義徳さんは、「レモンとのバランスがすごく良いと思います。おいしいです!」と絶賛していました。
ちなみにこのたれはサラダはもちろん、カツオのたたきや魚のムニエルなど、いろいろなおかずと相性抜群。簡単に味わいがアップするので、ぜひ試してみてくださいね。