「悪気なく言った言葉で相手を傷つけた」という経験はありますか?コミュニケーションの中で、相手に不快な思いをさせるのは避けたいもの。そこで今回は、「余計なひと言を防ぐ方法」をチェックしていきましょう。

ネガティブな言葉を伝えがち…

そもそも“余計なひと言”とは、具体的にどのような言葉を指すのでしょうか。“余計なひと言”をつい言ってしまうという人たちによると、「服のセンスは良いけど、体形がちょっと…」「だらしなさそうなのに部屋はキレイだね!」などの例が。感想を述べるなら「服のセンスが良い」「部屋がキレイ」で十分にも関わらず、「体形がちょっと…」「だらしなさそう」というネガティブなひと言を足してしまうのが問題のようです。

 

相手を傷つける言葉以外には、“自己否定系のひと言”も。たとえば「自分は頭良くないし…」や「どうせうまくいかないですよ」などのフレーズが挙げられていました。受け手からは「反応に困る」とのコメントが多いので、“自己否定系のひと言”も避けた方がいいかもしれません。

 

喋る前に2~3秒考えるのが大切!?

それでは、どうすれば“余計なひと言”を防げるのでしょうか?まず目についたアドバイスは「思ったことをすぐ口にしない」でした。「喋る前に、2~3秒考える癖をつけると良い。一度フィルターに通した後に喋りましょう」「頭の中でシミュレーションするのがおすすめ。“この言葉を言った時の反応”を想定することで、余計なひと言を回避できるはず」といった声が上がっています。

 

ほかには「ポジティブな言葉に変換する」という方法も。「たとえば滅多に掃除しない夫が部屋を片づけた時、『珍しいじゃん』と言うのではなく『ありがとう』と伝える。余計なひと言をシンプルな言葉に変えるだけで、相手からの印象がガラッと変わります」という主張も見られました。

 

「喋る前に1度考える」「ポジティブな言葉に言い換える」の2点を実践すれば、“余計なひと言”を言ってしまう癖が改善されるかもしれません。