正解のない育児には悩みがつきもの。周囲に相談できれば良いのですが、自分1人で抱え込んでしまう人も少なくありません。以前放送された『ノンストップ!』(フジテレビ系)では、カンニング竹山さんが育児を頑張りすぎてしまうママたちにエールをおくっていました。

眠いは言えても、辛いが言えない現実

同番組に寄せられた育児に関するお悩みとして、30代のママからは「夫や実母に弱音を吐けない。『眠い』なら言えるが『辛い』は言えない…。周りに心配をかけたくないと思ってしまう」との声が。実際に番組でアンケートをおこなったところ、彼女の気持ちに共感する人は90%もいることが判明。育児の経験がある出演者の福田萌さんも、「いざヘルプを出したいというタイミングでうまく言葉にできないのが辛かった」と語っています。

 

ここでカンニング竹山さんは「『(そもそも)できるママって何?』って思うんですよ。ダメでいいんじゃないの?」という持論を展開。また誰にも相談できずにため込んでしまう人に対して、「チャットとかもあるから、何か吐き出した方がストレス発散にはなるよ。ブログ書いたりでもいいかもしれないし」と助言をしていました。

 

完璧なママはいない!!

カンニング竹山さんが言うように“できるママ”を意識しなければ精神的な負担は軽くなるかもしれませんが、タレントの千秋さんは“SNSや雑誌とかで美味しそうな離乳食を載せるお母さんの方が多いから、できる人と比べて落ち込んでしまう”とママの気持ちを代弁。

 

たしかに他の人がおこなう育児の様子をSNSで見かけた際、“劣等感”を抱いてしまう可能性もありますよね。しかしカンニング竹山さんは、「できるところだけ切り取ってやってるだけ」とすかさず反論。“完璧なママはいない”と断言した上で、飾り立てた情報に振り回される必要はないと励ましの言葉をおくっていました。

 

同番組の視聴者からは、「竹山さんの『ダメでいいんじゃないの?』って言葉がしみる…」「今までは自分にプレッシャーをかけてる部分があったけど、“完璧な人はいない”と思ったら気持ちがだいぶ楽になった」などの声が上がっています。