「部下とのコミュニケーション」に悩む上司は多数!?
“上司からの不満”に関する意見を取り上げましたが、反対に管理職の上司が部下との関係性に悩む場面も多いよう。そこで、ここからは株式会社インバスケット研究所が今年実施した「管理職の実態に関するアンケート」の結果を見ていきましょう。
同調査で管理職経験者に“不安や不満に感じること”をたずねたところ、「部下の育成」「部下とのコミュニケーション」などの声が。また40代の場合は他の世代よりも、「部下の育成(44.6%)」「部下とのコミュニケーション(42.4%)」の割合が高いことも明らかになっています。
また、“管理職になり部下と心の距離が遠くなった気がして、寂しいと感じたことはあるか?”と質問すると、70.7%が「ある」と回答。“上司と部下”という関係性が気軽な会話の足かせになっているのかもしれません。
確かに上司は目上の存在ですが、遠慮しすぎてコミュニケーションを取れないのは本末転倒。社会人として伝えるべきことはしっかりと伝えられるのが理想ですね。
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文/古山翔
参照/株式会社インバスケット研究所「管理職の実態に関するアンケート」https://www.atpress.ne.jp/news/204002